愛媛地域さわやか行政サービス推進協議会(国の出先機関など27機関で構成)では、行政サービスの向上に向けた「さわやか行政サービス運動」に取り組んでおります。

    【さわやか行政サービス運動について】
     政府は、昭和63年1月26日の閣議決定に基づき、公務員の行政サービスの向上に対する意識を徹底し、「国民の立場に立った親切な行政」、「真心のこもった行政」を実現するため「さわやか行政サービス運動」を全国的に展開しており、各府省、独立行政法人、特殊法人等では、各種の行政サービスの改善活動に取り組んでいます。
     ちなみに、毎年5月は、「さわやか行政サービス推進月間」とされており、月間中、行政サービスに関する自主的な総点検などの諸活動を集中的に実施しています。

     平成19年度においては、5月11日に、愛媛地域さわやか行政サービス推進協議会の総会を開催し、外部講師をお招きして、接遇応対に関する研修を行うとともに、平成18年度における行政サービスに関する改善事例の発表などを行いました。

       その主な改善事例を紹介します。

  1. 職員の窓口応対

     神戸税関松山税関支署では、全職員が、所属・氏名を記載した氏名票を入れたIDカードホルダーを首からかけるなどして、窓口対応者の氏名等が分かるようにしました。
      写真:IDカードホルダー

     愛媛県警察本部では、採用後間がない一般職員を対象に、外部講師による電話応対や接遇などに関するマナーアップセミナーを開催しました。


  2. 庁舎内の表示、施設・設備の整備等

     愛媛行政評価事務所では、昼の時間帯(12時から13時)も「行政相談」の受け付けを行っていることを庁舎掲示板などに明示しました。

      写真:昼の時間帯(12時から13時)も「行政相談」の受け付けを行っていることを庁舎掲示板などに明示しました

     四国総合通信局では、課ごとの位置、担当する業務などを表示した看板をエレベータ前と階段前の2か所に設置しました。

     松山若草合同庁舎(管理庁:松山財務事務所)では、衛生面の向上を図るため、従来、トイレに設置していた「手ふきタオル(ロール式タオル)」機器から「ハンドドライヤー(ジェットタオル)」に取り替えました。

      写真:ハンドドライヤー

     愛媛労働局ハローワーク松山では、窓口番号の表示を各パーテーションに小さく表示していましたが、利用者から分かりにくいとの声を受けて、イスの背面に窓口番号を大きく表示するようにしました。

      写真:イス背面の窓口番号

       また、自動車利用者の増加に伴い、駐車場が不足していたハローワーク大洲では、花壇などの外構整備を行い、駐車スペースを4台分拡張しました。併せて、車イス利用者用の駐車スペースも整備しました。

      写真:駐車スペースの整備

     愛媛県警察本部では、階段で3階にある運転免許管理課に向かう場合、2階から3階に登る階段の位置が分かりにくいため、1階から2階に登る階段にその位置の案内表示を行いました。

     また、松山西警察署では、毎週月曜日の朝礼後、全職員により庁舎前の歩道なども含め、庁舎内外の清掃・掃除などを実施し、環境整備に努めています。

     久万高原警察署でも、交通課の受付窓口に、各種申請窓口を示した表示板を配置して、利用者が分かりやすいように工夫しました。




  3. 申請手続きの利便性の推進及びワンストップサービスの実施

     松山地方法務局では、タッチパネル式パソコンの画面に直接触れることにより、各種申請書・記載要領、登記のQ&Aなどを確認でき、印刷もできる業務等案内用パソコンを、砥部出張所に設置しました。

     松山税務署では、e―Tax(電子申告)の利用が初めての方や操作が不慣れな方など、自分ひとりでは申告書などの作成が不安な方のために、職員の指導を受けながら確定申告書を作成できるe―Tax(電子申告)コーナーを確定申告会場に設置しています。

      写真:e−Taxコーナー

     日本郵政公社四国支社では、愛媛県愛南町の西海郵便局が愛南町役場西海支所に移転することにより、郵便局のサービスと支所のサービスが同時に受けられる、ワンストップサービスを開始しました。

      写真:愛媛県愛南町の西海郵便局が愛南町役場西海支所に移転




  4. JR利用者に対するサービスの推進

     JR四国では、お客様に駅を安心して利用していただける取組の一環として、心停止の救命措置に必要なAED(自動体外式除細動器)を  JR松山駅など、利用客数が多い5駅に設置しました。併せて、駅社員が応急処置を迅速に行えるように応急救護講習を実施しました。

      写真:JR松山駅に設置されたAED
    [JR松山駅に設置されたAED]

       また、バリアフリーの推進及び旅客サービスの観点から、JR内子駅のトイレについて、車イス利用者用のトイレを設置するとともに、男女別のトイレを設置するなどの改良を行いました。

     
    写真:車イス利用者用のトイレ
    [車イス利用者用のトイレ]
    写真:男女別のトイレ
    [男女別のトイレ]



  5. 病院施設におけるサービスの推進

     国立大学法人愛媛大学医学部附属病院及び独立行政法人国立病院機構愛媛病院では、受動喫煙防止などの観点から、敷地内の全面禁煙化を行いました。

      写真:愛媛大学医学部附属病院
    [愛媛大学医学部附属病院]

       また、国立大学法人愛媛大学医学部附属病院では、患者サービスの一環として、「初笑い寄せ」や「クリスマスロビーコンサート」を開催しました。

     独立行政法人国立病院機構四国がんセンターでは、外来患者の方が待ち時間にインターネットも利用できる「図書コーナー」を設置するとともに、センターに対するご意見や苦情などに関する改善事項を掲示板に貼り出しすることや、外来部門に公衆電話機の増設を行いました。

      写真:図書コーナー
    [図書コーナー]




  6. インターネットによる情報提供

     愛媛県警察本部では、警察署がローカル色豊かな情報を独自に提供できるようにするため、愛媛県内全警察署のインターネットホームページを開設しました。さらに、地域の防犯活動への活用を図るために、ホームページにおいて、声掛けやひったくりなどの不審者等に関する情報の提供を開始しました。

      写真:松山東警察署のホームページ
    [松山東警察署のホームページ]


  7. その他

     松山地方法務局では、昨年度に引き続き、平日、法務局をご利用できない方々を対象に、休日、「法務行政なんでも相談所」を6か所で開設し、土地・建物の登記、遺言、人権問題などについて相談に応じました。

     四国地方整備局松山港湾・空港整備事務所では、公務サービスの一環として、毎月、地域住民が行う海岸の清掃活動に参加しています。

      写真:清掃の場となる和気海岸
    [清掃の場となる和気海岸]