総務省トップ > 組織案内 > 外局等 > 公害等調整委員会 > 係属事件一覧 > 深川市における低周波音被害職権調停事件の調停条項に係る義務履行勧告申出事件(平成17年(リ)第1号事件)

深川市における低周波音被害職権調停事件の調停条項に係る義務履行勧告申出事件(平成17年(リ)第1号事件)

事件の概要

 深川市における低周波音被害職権調停申請事件は、北海道深川市の住民2人が協同組合を相手方(被申請人)とし、被申請人が設置している空冷式冷凍機が発する低周波音のため、動悸、不眠、めまい等の症状が発生し、心身に異常を来し、また、転居を余儀なくされたとして損害賠償の支払を求めた責任裁定申請事件について、職権で調停に付し(平成16年(調)第2号)、平成16年7月7日、調停が成立した事件である。
 平成17年6月16日、前記調停事件の申請人1人から、調停条項に係る義務履行の勧告を求める申出があった。

事件の処理経過

 公害等調整委員会は、本申出を受け付けた後、直ちに主任委員を選任し、義務履行状況について当事者双方から事情を聴取し、現地確認調査を行なうなど、手続を進め、平成18年6月15日、調停条項に定められた義務は履行されたとして義務履行勧告を行わないことを決定し、本事件は終結した。

ページトップへ戻る