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高射砲台座上に建てられた慰霊塔

基本情報

所在 相染町の住宅街
住所 秋田県秋田市土崎港相染町字浜ナシ山2-1地内(JR土崎駅 徒歩40分)
連絡先 不明
建立者 秋田市土崎港相染字緑町々内会一同
建立年 昭和40年8月14日

※H22.11発行「平成22年度 全国戦災史実調査報告書」より
(調査時期H22.7〜10月)

施設の写真

高射砲台座上に建てられた慰霊碑

碑文(背面)

背面

碑文

【表】


慰霊塔

秋田県知事小畑勇二郎書

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【裏】


この塔を建てた由来

この町内は太平洋戦争の末期の昭和二十年八月十四日か
ら同十五日にかけて連合軍の大型爆撃機延べ二百五十機
により約二千発の爆弾を投下され猛爆を受けたのである
がその際当地を警備中の独立高射砲隊(高射砲一箇中隊
高射機関銃一箇小隊)および同隊を救援するため駆けつ
けた郷土部隊は最後まで勇敢に応戦し隊員の大部分が
戦死されまた同時に一般市民も多数被爆し尊い命の失われ
た秋田県でただ一つの戦場であったのである よってこ
の人々の霊を慰めあわせてこの戦跡を永久に記念し再び
戦争の悲劇をくりかえさぬことを誓うため当町内一同の
総意によってここにこの塔を建立したのである

昭和四十年八月十四日
秋田市土崎港相染字緑町々内会一同

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