慰霊碑塔・慈母観音

基本情報

所在 足羽山西墓地
住所 福井県福井市小山谷町
(JR福井駅より コミュニティバスすまいる「笏谷」下車 徒歩25分、車15分)
連絡先 福井市 福祉保健部 地域福祉課 0776−20−5404(直通)
建立者 慈母観音像…福井県宗教文化協会
慰霊碑塔…市民有志
建立年 慈母観音像…昭和22年6月
慰霊碑塔…昭和36年11月

※H24.11発行「平成24年度 全国の戦災の追悼施設・追悼式」より
(調査時期H24年度/情報提供元は、福井市 )

施設の写真

慰霊碑

観音様

慰霊碑 裏

碑文

【慰霊碑塔 表】

慰霊碑


【慈母観音像 前 位牌】

福井戦災死歿者諸霊位

福井震災死歿者諸霊位

説明文

慰霊碑塔(慈母観音)

 この慰霊碑塔は、昭和二十年七月十九日夜半の福井空襲に
よる、一、五八三名の戦災殉難者、同二十三年六月二十八日夕方、
福井地方の大震災による一、六二七名の震災死者の諸精霊を慰
めるため、多くの市民の浄財により昭和三十六年十一月に建
立された。塔内に安置されている慈母観音像(けやき一木彫
像の総丈二米 多田瑞穂氏造)は、それよりさき昭和二十二
年六月福井県宗教文化協会(故 前田岳洋氏主催)が発願造
像したもので、縁あってこの慰霊碑塔内におさめられていま
す。その後、福井市による追悼式や、慈母観音奉賛会が主催
する慰霊法要が営まれています。また、この慈母観音像を母
親観音像として、市内四十余ヶ所の戦災・震災に関係する地
に、西国観音霊場に準じた観音像を祀り慈母観音の御分身と
して分祀し、戦災・震災犠牲者の諸精霊の供養と福井市の復
興と世界の平和を祈念して慈母観音札所会が結成され、毎年
四万八千観音功徳日に大祭を厳修し、当日この観音像を起点
として各札所霊場を巡拝するならわしになっています。
福井市
復興慈母観音奉賛会

ページトップへ戻る