原爆の子の像

基本情報

所在 平和記念公園
住所 広島市中区中島町
(広島電鉄 「原爆ドーム前」電停 徒歩5分)
連絡先 広島市 都市整備局 緑化推進部 082−504−2390(直通)
建立者 広島平和をきずく児童・生徒の会
建立年 昭和33年5月5日

※H24.11発行「平成24年度 全国の戦災の追悼施設・追悼式」より
(調査時期H24年度/情報提供元は、広島市 )

施設の写真

全体

ヨリ2

ヨリ1

碑文

【表】

これはぼくらの叫びです
これは私たちの祈りです
世界に平和を
     きずくための


【裏】

原爆で亡くなつた兄姉
の霊をなぐさめ世界
に平和を呼びかける
ために広島市小・中
高校の子供が結集し
全国の友達の支援の
もとにこれをつくる
一九五八年五月五日
広島平和をきずく児童生徒の会

説明文

原爆の子の像
建立者:広島平和をきずく児童・生徒の会
制作者:東京芸術大学教授 菊池一雄氏 
 この像は、2歳のときに被爆した佐々木禎子さんが、10年後に白血病で亡くなっ
たことをきっかけに、同級生たちが「原爆で亡くなったすべての子どもたちのため
に慰霊碑をつくろう」と呼びかけ、全国の3,200余りの学校や世界9か国からの寄
付などにより、1958年5月5日に完成したものです。
 像の高さは9メートルで、その頂上には折鶴を捧げ持つ少女のブロンズ像が立
ち、平和な未来への夢を託しています。側面には少年と少女の二体の像が配さ
れています。
 像の下に置かれた石像には、「これはぼくらの叫びです これは私たちの祈り
です 世界に平和をきずくための」という碑文が刻まれています。内部につるされ
た鐘には、ノーベル物理学賞受賞者である湯川秀樹博士の筆による「千羽鶴」、
「地に空に平和」の文字が彫られています。この鐘と金色の鶴は、2003年に複製
されたものです。
広島市

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