戦災復興記念

基本情報

所在 平和公園内 願いのゾーン
住所 長崎県長崎市松山町9
(JR長崎駅より 長崎電気軌道「松山町」停留場 徒歩5分)
連絡先 長崎市 建設局 都市計画部 みどりの課 095−829−1171(直通)
建立者 長崎県
建立年 昭和50年11月14日

※H25.11発行「平成25年度 全国の戦災の追悼施設・追悼式」より
(調査時期H25年度/情報提供元は、長崎市 建設局 都市計画部 みどりの課)

施設の写真

写真1

写真2

碑文

【表】

戦災復興記念


【左側面】

1975
NAOKI
TOMINAGA

説明文

 昭和20年8月9日午前11時2分、一個の原子爆弾によって長崎市は、一瞬
のうちにその大半が焦土と化した。
 その範囲は爆心地からおよそ3.5キロメートル、面積約6.7平方キロメートル
に及び、死傷者約14万9千人、被災家屋1万8千余戸に達した。
 昭和21年9月「戦災復興計画基本方針」にもとづき、復興土地区画整理区
域を決定、直ちに事業に着手した。混乱した戦後の社会状況のなかで、しか
も当時としては画期的な大事業であったが関係者の協力のもと、幾多の困難
を克服し着手以来28年余の歳月を費やし、昭和50年2月に完了するにいたっ
た。戦禍の街は、今や希望と繁栄に輝く平和都市として再現されたのである。
 ここに都市再建の業績を記録し、記念碑を建立する。

昭和50年11月14日
長崎県知事 久保勘一

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