新潟市 平和祈念碑

基本情報

所在 水戸教公園
住所 新潟県新潟市中央区 雲雀町18
(JR新潟駅より 新潟交通バス「入舟営業所」下車 徒歩5分)
連絡先 新潟市 総務部 総務課 総務係 025−228−1000(代表)
建立者 新潟市
建立年 平成10年8月10日

※H24.11発行「平成24年度 全国の戦災の追悼施設・追悼式」より
(調査時期H24年度/情報提供元は、新潟市 )

施設の写真

引き

碑文

周辺

碑文

新潟市においては、第二次世界大戦末期の昭和二十年
新潟港を中心として、艦載機による銃爆撃や触雷により
連絡船「鉄工丸」、軍用船「宇品丸」、佐渡連絡船「おけさ丸」
などの多数の船舶や工場民家などに大きな被害を受け
勤労動員の生徒をはじめ、工員・乗客・船員など
多くの尊い生命や貴重な財産が失われました。
さらに、新潟市出身の軍人軍属並びに市民の多くが
ひたすら祖国の安泰と家族の幸せを念じつつ
戦争の犠牲となり尊い命を亡くされました。
また当時、市内の捕虜収容所に収容され
あるいは強制連行されて来ていた外国の人々の多くも
異国である新潟の地で亡くなっております。
あれから五十年余りが経過し、新潟市は今
市民のたゆみない熱意と粘り強さによって
中核市として目覚ましい発展を続けております。
しかし、私たちは、今日の発展が
多くの尊い犠牲の上に築かれていることを忘れず
戦争の悲惨さと平和の尊さを
後世に語り継いでいかなければなりません。
市域で最も激しい戦禍にあった
新潟港を望む水戸教公園の丘に、平和の祈念碑を建立し
戦争の犠牲となられた方々のご冥福をお祈りするとともに
世界の恒久平和を願うものであります。
平成十年八月十日
新潟市長 長谷川 義明

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