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公共分野におけるアクセシビリティの確保に関する研究会
第2回 議事要旨


【日時】平成16年12月24日(金)10時00分〜11時55分
【場所】総務省第1会議室
【出席者】
  (研 究会構成員)
市川座長、石川構成員、梅垣構成員、岡本構成員、加藤(公)構成員、加藤(均)構成員、近藤構成員、島田構成員、関根構成員、福田構成員、吉永構成員、渡辺(隆)構成員、渡辺(洋)構成員
(オ ブザーバー:関係省庁)
行政管理局 竹之内副管理官、厚生労働省 田村室長補佐(代理の者が出席)、
経済産業省 祝谷課長補佐(代理の者が出席)
(オ ブザーバー:関係団体)
ビジネス機械・情報システム産業協会(JBMIA)、地方自治情報センター(LASDEC)、情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)、日本規格協会情報技術標準化研究センター(INSTAC)、電子情報技術産業協会(JEITA)
(総 務省)鈴木政策統括官、松井官房審議官、飯島情報通信利用促進課長、有馬課長補佐 他
(ゲ ストスピーカー)
  株式会社インフォアクシア 代表取締役社長 植木真氏

【議事】
  開会

  配付資料確認等

  議題(予定していたNTTデータ島田氏のプレゼンは、都合により延期)
(1)「地方公共団体ウェブサイトのアクセシビリティの実態」
 ※ 加藤(均)構成員によるプレゼンテーションの後、意見交換
(議事概要)
・  意味のある画像には代替テキストで説明が入っている必要があり、逆にレイアウト等に使用する意味のない画像であれば、代替テキストは空(カラ)(「alt=""」)でもよい、と診断ツールが判断してくれると望ましい。
アクセシビリティ問題のうち、チェックツールで検出できる問題はごく一部であり、ほんの少しでもいいので人によるチェックをすると、判断が変わるのではないかと思う。画像等の代替テキストの問題だけに注目しすぎると、アクセシビリティの問題の本質を見失うのではないか。

(2)WCAG2.0の現状とW3C/WAIの状況
 ※ 渡辺(隆)構成員によるプレゼンテーションの後、意見交換
(議事概要)
・  言語の問題についてはアクセシビリティの観点以外に、HTMLそのものでの言語の取り扱いに関する議論があり、ISO/IEC JTC1等でも検討を行っている。
WCGA2.0に関して、各国の支援技術のレベルに対する配慮が必要という議論があるそうだが、ほとんどの言語では音声ブラウザ、スクリーンリーダーがないのが実情である。だから、現状では、支援技術が少し遅れている日本のようなところだけに限定して、配慮すべき事柄を検討するほかない。

(3)米国リハビリテーション法508条の運用状況
 ※ 植木氏によるプレゼンテーションの後、意見交換
(議事概要)
・  設備が整えられた場所でユーザビリティの専門家を雇って実施する本格的なユーザーテストは相当費用がかかる。たとえ専門家がいなくても実際にユーザーが自分達のサイトを使っている様子を後ろから見るだけで、かなり気づかされる点があり、問題点も発見できる。このように、お金をかけずに手軽にできるレベルで行うだけでも、ユーザーテストには意味がある。
人事異動してもWebサイト運営担当者の役割は変わらないというのは、情報の蓄積という意味でも非常に大事ではないかと思う。
ツールによる検証を行った方がよいが、ツールだけではできないので教育や体制作りが必要だという2点が非常によく整理されている。
ISO/IEC JTC1では、様々な分野におけるアクセシビリティの規格を統合していこうという動きがある。
508条には、技術的な基準の話と、どう実効性を担保していくかという2つの性格がある。508条について議論するときは両者が別の話であることに注意した方がよいと思う。

(4)地方公共団体の現状について
 ※ 事務局より、参考資料について背景説明

(5)全体を通じた意見交換
  ・ 各国、各自治体から、JIS X 8341-3の日本語版、英語版を無償でウェブに公開して欲しいという期待がある。今後、国内外のウェブアクセシビリティを推進する意味でも無償公開を検討していただきたい。
JIS X 8341-3は他のJIS規格とは性格が違うので、著作権に関してフリーで使っていいという、文化庁の「自由利用マーク」をつけてもいいのではないか。
本研究会の研究課題として、発注の仕様書、納入時のチェックやソリューションリスト、運営・保守のモデル体制のほか、教育についても議論していいのではないか。

  その他
  次回研究会は、平成17年1月27日(木)、午前10時より12時まで開催予定。

  閉会

以上



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