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資料4−3


アクセシビリティ取組体制モデル(案)

体制モデルの考え方
・アクセシビリティ配慮・向上に関する最高責任者を明確に定める。(首長または助役クラスを想定)
・ホームページのアクセシビリティ維持・向上の取組みに責任を持つアクセシビリティ責任者を明確に定める。(アクセシビリティ担当部署の長で部課長クラスを想定)
・アクセシビリティ責任者は、ホームページ運用に関する事柄を協議・決定する運用チームのメンバーとなる。
・コンテンツ責任者、システム責任者及びアクセシビリティ責任者は兼務可能とする。
・アクセシビリティ責任者の命を受けた職員(アクセシビリティ担当部署職員を想定)は、テンプレートのアクセシビリティ点検を行うとともに、日常のページ更新の際にアクセシビリティの確認を行う。また、各部署からのアクセシビリティに関する問い合わせに対応する。
・アクセシビリティ責任者は、定期的に(年1回)にアクセシビリティの達成状況を確認し、最高責任者に報告する義務を負う。
・アクセシビリティの点検や達成状況の確認に際しては、極力外部モニターの活用を検討する。

地方公共団体におけるアクセシビリティ改善業務の役割分担モデル
(役割分担モデルのエクセル表です。以下、事務局からの内容の説明テキストです。)

モデルは全部で9つあり、内容は「基盤整備」「実践」「監査」に分類される。
9つのモデルのうち、3つは「基盤整備」、5つは「実践」、1つは「監査」に分類される。
なお、基盤整備はPLAN、実践はDO、監査はCHECKと同意。

基盤整備1.アクセシビリティ基本方針(ポリシー)を定める
・業務遂行の主担当:最高責任者
・業務に必ず参加:アクセシビリティ責任者、コンテンツ責任者、システム責任者
基盤整備2.対象範囲を把握し、達成目標や実施計画を策定する
・業務遂行の主担当:アクセシビリティ責任者
・業務に必ず参加:コンテンツ責任者、システム責任者
基盤整備3.アクセシビリティ点検の手順や環境を整備する
・業務遂行の主担当:アクセシビリティ責任者
・業務に必ず参加:システム責任者
・業務に参加することが望ましい:外部モニター
実践1(構築・リニューアル):ホームページ企画時にアクセシビリティ基本検討を行う
・業務遂行の主担当:アクセシビリティ責任者
・業務に必ず参加:情報発信する部署
・業務に参加することが望ましい:コンテンツ責任者、システム責任者
実践2(構築・リニューアル):アクセシビリティに関する業者提案の評価を行う
・業務遂行の主担当:アクセシビリティ責任者
実践3(構築・リニューアル):アクセシビリティの詳細検討を行う
・業務遂行の主担当:アクセシビリティ責任者
・業務に必ず参加:情報発信する部署、制作業者
実践4(構築・リニューアル):テンプレートのアクセシビリティを点検する
・業務遂行の主担当:アクセシビリティ責任者
・業務に必ず参加:制作業者
・業務に参加することが望ましい:コンテンツ責任者、外部モニター
実践5(更新):制作したページのアクセシビリティを点検する
・業務遂行の主担当:アクセシビリティ責任者
・業務に必ず参加:情報発信する部署、制作業者
・業務に参加することが望ましい:外部モニター
監査:定期的にホームページ全体のアクセシビリティの達成状況を確認する
・業務遂行の主担当:アクセシビリティ責任者
・業務に必ず参加:最高責任者、外部モニター
・業務に参加することが望ましい:コンテンツ責任者

(説明は以上です)



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