〈資料 12〉


米国SBIRプログラムとARPA



■ SBIR(Small Business Innovation Research)プログラム


 − 1982年新設の対ハイテク中小企業 資金援助プログラム
   》フェーズ?:上限10万ドル  フェーズ?:上限75万ドル (いずれも返済義務なし)
   》フェーズ?:資金援助なし。VC等民間からの資金導入の支援。
 − 年間10億ドル以上を研究開発支出する省庁(NASA等11の連邦省庁)が資金の拠出対象
 − 82〜91年 年間予算の1.25% 92年 1.5% 96年 2.5%(12.5億ドル)
 − 申請はSBA(中小企業庁)に一本化。申請準備ガイドが広告される。
 − 過去10年間で、18,824件のプロジェクトに対して総額30億ドル超が交付された。



■ ARPAの助成制度


 − Advance Research Project Administration:米国国防総省の一部門
 − 全分野の技術開発を目的として助成(セミコン・エレクトロニクス分野が中心)
 − 助成金額:10億ドル〜2,000万ドル(返済の義務無し)
   》ピーク時:10億ドル 現在は約4億ドルくらいと言われている(未公表)
 − ARPAが構築した世界発の広域ネットワークが今日のインターネット技術の起源
 − 現在20ケ所の主要コンピュータセンターがネットワークに組み込まれている。
 − 93年度は28,000の提案の中から212プロジェクトが選別承認された。