はじめに 第1章 特集 インターネット 第2章 情報通信の現況 第3章 情報通信政策の動向 参考

 

1 電気通信料金の内外価格差
(1)国内電話料金

他都市と比べ、加入時一時金及び基本料は高いが、市内通話料金は割安

 9年度の国内電話の料金をOECDモデル注13により比較すると、住宅用・事務用ともに、東京はデュッセルドルフとほぼ同じ程度である。その他3都市については、年々その差は縮まりつつあるが、まだ、東京より低い水準にある(図表1)、2))。
 住宅用国内電話料金の例でみると、東京は市内通話料金が一番安い水準にあるものの、加入一時金は一番安いパリの13倍以上となっていることに加え、基本料では一番安いパリの約1.5倍の水準となっている(図表3))。

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