11 国際専用 回線数はすべての品目で減少  国際専用サービスの総提供回線数(KDD、日本テレコム、C&W IDC及びNTTコミュニケーションズ(当時はNTT国際ネットワーク)の合計)は、10年度末現在、1,696回線(対前年度比6.1%減)である。これを品目別にみると、音声級回線が147回線(同7.0%減)、電信級回線においても105回線(同18.0%減)と大幅な減少となった(図表1))。さらに、中・高速符号伝送用回線は、1,444回線(同5.1%減)と減少に転じており、総提供回線に占める割合は85.1%(対前年度比0.9ポイント増)となっている(資料21参照)。  また、10年度末の中・高速符号伝送用回線の回線数を取扱地域別にみると、上位4地域の順位は9年度に引き続き変わらないものの、そのシェアを対前年度比でみると、首位米国が4.9ポイント下がる一方で、香港、シンガポール、中国がそれぞれ1.0、1.4、2.7ポイント上がった(図表2))。