6 放送大学 多彩な放送メディアを利用して、生涯学習の推進に貢献  昭和58年4月、放送大学学園が設置した放送大学は、東京放送局(東京タワー)と群馬放送局を開設して、同60年4月から地上系テレビジョン放送及び超短波放送の2系統による関東広域圏(1都6県)を対象とした授業放送を開始した。10年1月からは、東京放送局(東京タワー)からの放送と同じ放送が、CSデジタル放送により全国で視聴可能となっている。ケーブルテレビにおいては、地上放送及びCSデジタル放送の再送信が行われている。  また、全国49か所には学習センターが設置され、学習指導、番組再視聴、単位認定試験等が行われており、さらに11年4月には、旭川市と北九州市にサテライトスペースが設置され、学習センターのブランチセンターとして、当面は番組再視聴と単位認定試験が実施されている。  11年度における1日の放送時間は、地上系テレビジョン放送、超短波放送及びCSデジタル放送とも、6時から24時までの18時間で、11年度第1学期における学生数は73,446名(対前年度同期比8.0%増)である。