2 電気通信料金の内外価格差 (1)国内電話料金 国内電話料金(住宅用)は、他都市と比べ高い水準  10年度の国内電話の料金をOECDモデル(注15)により比較すると、東京は住宅用でジュネーブを除いた他都市に比べ最も高い水準にあるが、ニューヨーク、ロンドン及びパリとの差は縮まりつつある。また、事務用では通常料金で3番目に安い水準である(図表1)、2))。  個別料金でみると、加入時一時金及び基本料は高い水準にあるが、長距離通話料金は中位の水準、市内通話料金は最も安い水準にある(図表3))。