事例5:中古パソコンによるデータの漏洩

中古パソコンによるデータの漏洩

  名古屋市内で、ある大学生が中古のパソコンを購入したそうです。購入後、その大学生が市販のデータ復元ソフトを使用して、ハードディスクのデータを復元してみたところ、なんとある医療機関が健康保険組合などに医療費を請求するために作成した診療報酬明細書の画像データが残されていたということです。

  企業内の機密情報収集を目的として、中古パソコンを購入するという手口も行われているようです。コンピュータやハードディスクは、必ずデータが復元できない状態にしてから廃棄しなければなりません。同様に、携帯電話やスマートフォンなども、必ずデータが復元できない状態にしてから廃棄しましょう。