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事例7:ファイル共有ソフトが原因で・・・

  T君は大の音楽好きです。T君は大量の音楽データをまとめてダウンロードするために、ちょっと会社のネットワークを拝借することにしました。会社で自分が使っているパソコンに、ファイル共有ソフトを入れてみると、あっという間に好きな音楽データがたまっていきます。

  そんなある日のことです。ファイル共有ソフトダウンロードしたひとつのファイルを開いたときに、T君の使用するパソコンがウイルスに感染してしまったのです。しかし、T君はウイルスに感染したことにはまったく気づきません。しばらくすると、社内でインターネットの電子掲示板に、会社の名前が出ているということを耳にしました。

  T君がその電子掲示板にアクセスしてみると、なんとそこにはT君が使用しているパソコンのデスクトップ画面の画像が公開されているではありませんか。そして、デスクトップ画面には、大切なお客様に送信した重要な電子メールの内容がしっかりと記されていたのです。

  ファイル共有ソフトを導入した場合には、ウイルスに感染してしまうと、機密情報や個人情報が漏洩する危険性が高いということを認識しておかなければなりません。自分が、ファイル共有ソフトをインストールしていなくても、そのパソコンに家族の誰かがインストールしていると、そのパソコンを利用している人すべての情報が漏洩してしまいます。
  また、ファイル共有ソフトを通じて入手したファイルは著作権違反となっているものやコンピュータウイルスが非常に多く含まれています。このような場合、罪に問われたり、ウイルス感染したりする危険性があるのです。ファイル共有ソフトの利用は、できる限り控えましょう。