国民のためのサイバーセキュリティサイト | 用語辞典(な行)

ナショナルサート(CSIRT/CERT)
一般的に、CSIRTはComputer Security Incident Response Team の略(シーサート)。企業や行政機関等において、情報システム等にセキュリティ上の問題が発生していないか監視するとともに、万が一問題が発生した場合にその原因解析や影響範囲の調査等を行う体制のこと。
CERTはComputer Emergency Response Team の略(サート)。コンピュータセキュリティインシデントに対応する活動を行う組織のこと。国際連携の下でサイバー攻撃に対処する際に、我が国においては、政府と民間の専門組織が連携して対応しています。
なりすまし
他の利用者のふりをすること。または、中間者(Man-in-the-Middle)攻撃など他の利用者のふりをして行う不正行為のこと。 たとえば、その当人であるふりをして電子メールを送信するなど、別人のふりをして電子掲示板に書き込みを行うような行為が挙げられます。

二段階認証(にだんかいにんしょう)
利用者認証を2回に分けて行うもの。多要素認証とは異なり、同じ認証の要素で2つの段階に分けて認証する場合もそう言います。一方、異なる要素を組み合わせて2回認証を行う場合は二要素認証とも言います。同じ要素2回よりは異なる要素2回の方がセキュリティレベルは高くなります。
認証局(にんしょうきょく)
電子証明書の登録、発行および失効などを行う第三者認証機関のこと。
認証サーバ(にんしょう・サーバ)
利用者が本人であることを確認するためのサーバのこと。 OSデータベースなどにも認証の機能が付属していますが、認証サーバは認証の機能のみを独立して提供するサーバです。 認証サーバと、OSデータベースなどを連携させることによって、シングルサインオンの横断的な認証基盤を導入することができます。
任務保証(にんむほしょう)
企業、重要インフラ事業者や政府機関に代表されるあらゆる組織が、自らが遂行すべき業務やサービスを「任務」と捉え、係る「任務」を着実に遂行するために必要となる能力及び資産を確保すること。サイバーセキュリティに関する取組そのものを目的化するのではなく、各々の組織の経営層・幹部が、「任務」に該当する業務やサービスを見定めて、その安全かつ持続的な提供に関する責任を全うするという考え方。

ネットオークション
インターネット上で行われるオークションのこと。 実世界のオークションと同様に、もっとも高値をつけた人がその商品を購入する権利を得ることができます。また、個人が自分の持ち物をオークションに出品できる仕組みを用意しているネットオークションのホームページもあります。
基礎知識: ネットオークションの仕組み
ネットワーク
複数のコンピュータを接続して、データを共有化したり、他のコンピュータの機能を利用したり、共有のプリンタを使用したりできるようにする通信網のこと。 もっとも小さな単位のネットワークは、家庭や会社において、何台かのコンピュータを接続したものですが、それらのネットワークが世界的に接続されて、インターネットが構成されています。
ネットワークドライブ
ネットワークに接続されたコンピュータが持っているディスクを、自分のコンピュータにあるディスクと同じように使用できるシステムのこと。または、そのディスク自体のこと。 この機能を利用すると、ネットワーク上のコンピュータ間で簡単にデータを共有することができます。