|
スパイウェアとは、コンピュータ内部からインターネットに対して情報を送り出すソフトウェアの総称です。一般的には、そのようなソフトウェアがインストールされていることや動作していることにユーザーが気付いていない状態で、自動的に情報を送信するソフトウェアをスパイウェアと呼んでいます。
これらのすべてが悪質なソフトウェアというわけではありませんが、スパイウェアの中には、明らかに情報を盗み取ることを目的として、ユーザー名やパスワード、メールアドレスといった個人情報を送信する機能を持つものもあり、インターネットに接続しているコンピュータにとって、大きな情報セキュリティ上の問題となっています。
スパイウェアは、主に次の2種類に分類することができます。
●ユーザーがインストールしたソフトウェアに組み込まれているもの
●ユーザーの知らないうちに、自動的にインストールされてしまうもの
このうち、ユーザーがインストールするソフトウェアに組み込まれている場合には、そのソフトウェアの開発会社に、ユーザーの利用状況や障害情報などを送信することを目的としていることが多く、個人情報を収集することが目的ではないため、ユーザーにとってはそれほど大きな脅威になることはないかもしれません。また、この場合のほとんどは、ソフトウェアの「エンドユーザー使用許諾契約」に情報を送信する機能を組み込むといった旨の説明が記載されています。
しかし、インターネットで公開されているフリーウェアなどと共に、知らないうちにスパイウェアをインストールしてしまうソフトウェアや、ホームページを閲覧しただけでダウンロードされてしまうActiveXコントロールなどのスパイウェアについては、ユーザーは自分のコンピュータに含まれるどのような情報が誰に対して送信されているかということさえ分からない可能性があります。
現在では、このようなスパイウェアから防御するために、スパイウェアを除去するためのソフトウェアが登場してきています。また、一般ユーザー向けの統合的な情報セキュリティソフトでは、ウイルス対策機能、パーソナルファイアウォールに加えて、スパイウェアの除去機能を搭載したものもあるため、これらのソフトウェアを導入するという方法も検討してください。
|