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■Melissa(メリッサ)

 Melissa(メリッサ)は、マイクロソフト社のワープロソフトであるWord97/98/2000で動作するマクロウイルスです。Word文書に“Melissa”という名前のマクロモジュールを作成して感染します。

 このウイルスは、Outlookを利用して、アドレス帳に登録されているユーザーから50名を選択して、感染した文書ファイルを添付した電子メールを送信するという活動を行います。電子メールを内部的に起動して、大量の宛先にウイルス付きの電子メール送信を行うという大流行したワーム活動の原点となったウイルスです。

 感染した文書ファイルを開くと、Word標準テンプレートファイルである“NORMAL.DOT”に感染するため、次回からはWordを起動するたびにウイルスが動作するようになります。

 なお、このウイルスでは感染したという動作を隠すために、[ツール]メニューの[マクロ]コマンドを使用不可にして、さらに以下のWordのオプション設定を無効にします。

標準設定を変更するかどうかを確認する
文書を開くときにファイル形式を確認する
マクロウイルスの自動検出

 このウイルスならではの動作として、感染した文書ファイルを開くときに、コンピュータの日付と時刻をチェックして、日付(日)と時刻(分)が同じ場合に、文書中の現在のカーソル位置に特定の文字列を挿入するという点もあげられます。

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