■背景 字幕「美鈴大学環境学部教授 西林昭髏謳カ」 西林昭髏謳カが話す様子が映し出される。 ●西林先生の声 美鈴公園は、緑が多いという市の特性を活かしている非常に素晴らしい公園だと思います。 自然の中で遊べるという点を活かすなら是非自然の中の遊園地構想は進めるべきですね。 ただし、拡張するのであれば、公園の周りの林や森をいかに伐採しなくて済むのかということに重点をおく、おくべきだと思います。 話を聞くと、公園を拡張するためには美鈴の森を伐採しなければいけないようですし、今ある自然を壊さなければいけないということですよね。 自然破壊が進んで問題になっている今、遊園地を拡大してまで自然を壊してしまう必要は無いと思います。 今ある公園だけで十分自然を活かした遊園地になっていると思います。 やっぱり今考えるべきことは、自然が壊れるとか特性を活かすとかそういうことではなく、美鈴公園が地域にどのような存在であるのかということだと思います。 いくら特性を活かして遊園地を拡大しても、その地域の住民が使えなければ決していい公園、になるとは言えません。 まずは市民にとって公園がどんな存在であるのか調査をして、データを得ることが先決ですね。 公園が市民にとってどんな存在か、計画者は知らなくてはいけないんですよ。 現状を把握することが大切ですね。