平成24年度地方財政審議会(6月27日)議事要旨

平成24年6月27日(水)10時00分〜11時45分

地方財政審議会室

（委員）　神野　直彦（会長）　　佐藤　信　　木内　征司
　　　　　　中村　玲子　　松本　克夫

（説明者）　自治税務局企画課　総務室長　飯山　尚人

平成24年6月期における地方譲与税の譲与について
　今回の議題は、平成24年6月に地方揮発油譲与税、旧地方道路譲与税、石油ガス譲与税、自動車重量譲与税を譲与するに際し、地方揮発油譲与税法第7条の2、地方税法等の一部を改正する法律（平成21年法律第9号）附則第14条第2項の規定に基づき、なおその効力を有することとされる改正前の地方道路譲与税法第7条の2、石油ガス譲与税法第6条の2、自動車重量譲与税法第6条の2の規定に基づき、審議するものである。

標記の件について、説明を受け、審議の上、これを了承した。

（主な内容）

○　石油ガス譲与税の補正について、地方揮発油譲与税や自動車重量譲与税は人口による補正をおこなっているが、石油ガス譲与税のみ人口による補正をおこなわない趣旨は何か。
→　石油ガス譲与税については、毎年4月1日現在における各都道府県及び指定市の区域内にある一般国道及び都道府県道の道路延長及び道路面積を基本とし、これに道路の種類、交通量等を加味した基準によって都道府県及び指定市に配分することとしている。
　この配分の基本的な考え方は地方揮発油譲与税と同一であるが、石油ガスを使用する自動車のほとんどがタクシーであり、石油ガスの消費は大都市に集中しているため、その消費実態の多い大都市に厚めに譲与されるように、地方交付税の例により、交通量を加味した補正などを行っていることから、揮発油譲与税とは別の方法により補正を行っている。