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平成27年度地方財政審議会(9月15日)議事要旨

日時

平成27年9月15日(火)10時00分〜12時15分

場所

地方財政審議会室

出席者

(委員)神野 直彦(会長) 中村 玲子 鎌田 司
    熊野 順祥 小山 登志雄
(説明者)自治財政局財務調査課 財政健全化専門官 桑原 健
     自治財政局交付税課 課長補佐 鈴木 健一
     自治財政局地方債課 課長補佐 鈴木 文孝

議題

(1)夕張市財政再生計画の変更の同意について
 今回の議題は、夕張市財政再生計画の変更の同意について、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第10条第4項の規定に基づき、審議するものである。
 当計画の変更については、北海道夕張市より総務大臣あてに協議のあったものである。

(2)平成27年度9月期交通安全対策特別交付金の額の決定について
 今回の議題は、道路交通法附則第21条の規定に基づき、交通安全対策特別交付金の交付に際し、審議するものである。

(3)国の予算等貸付金債の変更協議に対する同意等(災害援護資金貸付金(大阪府・兵庫県))について
 今回の議題は、災害援護資金貸付金に係る地方公共団体からの起債変更協議に対して総務大臣が同意又は許可をするに際して、地方財政法第5条の3第12項の規定に基づき、審議するものである。

資料

議題(1)関係
  ・説明資料PDF

議題(2)関係
  ・説明資料PDF

議題(3)関係
  ・説明資料PDF

要旨

I 議題「(1)夕張市財政再生計画の変更の同意について」

標記の件について、説明を受け、審議の上、これを了承した。

(主な内容)

○プレミアム付商品券については、購入金額等は予算計上されていないのか。
→実施主体を商工会議所として委託している。必要経費相当額を委託料として商工会議所に市から補助している。

○ふるさと納税の状況は。
→8月末で4,110件、1億1百万円である。前年度実績(3,321件、91百万円)を超えている。


II 議題「(2)平成27年度9月期交通安全対策特別交付金の額の決定について」

標記の件について、説明を受け、審議の上、これを了承した。

(主な内容)

○説明資料3ページの「交通安全対策特別交付金に係る歳入・歳出予算のしくみ」は、一般会計予算と交付税特別会計予算のいずれを示したものか。
→当該資料は、交通安全対策特別交付金の財源や反則者納金の流れについて分かりやすく示すために、一般会計予算と特別会計予算の両方を織り交ぜて記載した概念図である。

○指定都市の交付額を算出する際に、指定都市の基準額からその1/4を控除する理由は何か。 
→指定都市の基準額の1/4は、指定都市の区域内において、道府県の公安委員会が経費を負担して設置・管理する交通安全施設相当分として指定都市の交付額から控除される。なお、当該控除額は、都道府県分の交付額に加算されることとなる。

○交通安全対策特別交付金の原資である反則者納金が減少している理由は何か。
→反則者納金の減少理由を分析する立場にないが、運転者のモラルの向上などが影響していると考えられるのではないか。


III 議題「(3)国の予算等貸付金債の変更協議に対する同意等(災害援護資金貸付金(大阪府・兵庫県))について」

標記の件について、説明を受け、審議の上、これを了承した。
 
(主な内容)

○償還が猶予されたことに起因し、被災者に新たな利子負担は生じるか。
→制度上、猶予期間は無利子とされているため、償還期間の猶予に起因し、新たな利子負担は生じない。

○償還を猶予している期間においてどの程度償還が行われているのか。
→前回償還期間を延長してからの3年間で、大阪府においては77万円、兵庫県においては合計で約5億6000万円の償還が行われている。

○死亡等により償還が免除された割合はどれくらいか。
→償還が免除された割合は、大阪府の貸付金においては0.4%、兵庫県の貸付金においては、平成7年9月に貸し付けられたものが3.0%、平成7年12月に貸し付けられたものが3.0%、平成8年2月に貸し付けられたものが2.6%それぞれ免除されている。

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