平成28年度地方財政審議会(6月14日)議事要旨
日時
平成28年6月14日(火)10時00分〜11時20分
場所
地方財政審議会室
出席者
(委員)堀場 勇夫(会長)中村 玲子 鎌田 司
宗田 友子 植木 利幸
(説明者)自治財政局地方債課 課長補佐 尾ア 祐子
自治財政局調整課 課長補佐 山本 周
議題
(1)平成28年度における当せん金付証票の発売許可について
(オータムジャンボ)
今回の議題は、当せん金付証票法に基づき、平成28年度における当せん金付証票(宝くじ)の発売について許可するに際し、当せん金付証票法第4条第3項の規定に基づき、審議するものである。
(2)文部科学行政をめぐる議論の動向について
今回の議題は、文部科学行政をめぐる議論の動向について、説明を受けるものである。
資料
要旨
I 議題「(1)平成28年度における当せん金付証票の発売許可について(オータムジャンボ)」
標記の件について、説明を受け、審議の上、これを了承した。
(主な内容)
○平成27年度オータムジャンボ宝くじの発売実績が対発売計画比99.3%と売上が好調であった要因はなにか。
→平成27年度オータムジャンボ宝くじは、賞金を1等前後賞あわせて5億円に引き上げ、オータムジャンボ宝くじ史上最高額としたことが売上が好調となった要因と考えられる。
○直近に発売されたドリームジャンボ宝くじの売上状況はどうか。
→平成28年度ドリームジャンボ宝くじについては、対昨年度比97.4%、対計画額比79.8%であった。
II 議題「(2)文部科学行政をめぐる議論の動向について」
標記の件について、説明を受け、質疑応答及び意見交換を行った。
(主な内容)
○教職員定数の議論について、総務省としてはどのように関わることになるのか。
→総務省としても、地方財政への影響も考慮し、翌年度の予算に係る申入れの中で、教職員定数の増加の抑制について申入れを行っている。
○昨今、教職員定数については行革の観点からの議論が中心となっているが、必要な教職員定数は確保していくという視点も重要ではないか。
→各自治体が職員の定員管理に積極的に取り組んでいる中にあって、教職員数の適正な管理は引き続き必要。他方で、来年度に向け、財政制度等審議会からは加配定数の一部基礎定数化等も問題提起されており、各自治体にどのような影響が生じるかは注視が必要である。
○教職員配置等の効果の定量的な分析は難しいようにも感じるが、教育現場での実証研究は具体的にどのように実施するのか。
→どの要因で学力向上等の成果が出たのかを実証するのは難しい面もあろうかと思うが、その点も含め、文部科学省で検討、対応中だと聞いている。
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