I 議題「(1)地方財政に係る地方財政審議会意見について」
地方財政審議会の意見提出に向けて討議を行った。
II 議題「(2)平成27年度地方公共団体普通会計決算の概要について」、議題「(3)平成27年度都道府県普通会計決算の概要について」、議題「(4)平成27年度市町村普通会計決算の概要について」及び議題「(5)平成27年度決算に基づく健全化判断比率・資金不足比率の概要(確報)について」
標記の件について、説明を受け、質疑応答及び意見交換を行った。
(主な内容)
○ 経常収支比率の推移や実質収支の傾向は、どのようになっているのか。
→ 経常収支比率の推移は、議題(2)資料13頁の「経常収支比率の推移」のグラフで示しているとおり、平成23年度決算以降、低下傾向にある。また、実質収支の傾向は、昨年度決算と同程度の黒字となっている。
○ 歳入のうち地方税の決算額が39兆円を超えているが、過去最高水準であるか。
→ リーマンショック前の平成19年度決算が、40兆円を超える水準を示しており、過去最高水準である。
○ 各種基金の積立金の推移は、どうなっているのか。
→ 議題(2)資料14頁のグラフで示しているとおり、平成24年度決算から平成25年度決算においては、平成24年度補正予算で措置された「地域経済活性化・雇用創出臨時交付金」(いわゆる「地域の元気臨時交付金」)の影響で、その他特定目的基金の積立金が増加している。