平成29年度地方財政審議会（6月13日）議事要旨

平成29年6月13日（火）10時00分〜11時30分

地方財政審議会室

（委員）堀場　勇夫（会長）　　中村　玲子　　鎌田　司　　宗田　友子　　植木　利幸

（説明者）内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局　参事官補佐　萩原　啓

まち・ひと・しごと創生基本方針2017について
今回の議題は、平成29年6月9日の臨時閣議において決定された「まち・ひと・しごと創生基本方針2017」について、説明を受けるものである。

・説明資料1
・説明資料2−1
・説明資料2−2

標記の件について、説明を受け、質疑応答及び意見交換を行った。
 
（主な内容）
○地方創生を「地方の平均所得の向上」と定義するのであれば、一過性でなく、持続的な経済循環を作り出す必要があるのではないか。
 
○地方創生を進める上では、東京一極集中の是正だけでなく、地方の間でも格差が生まれないよう配慮する必要があるのではないか。
　　　
○「基本方針」の各論には、各省庁の施策が広く盛り込まれているが、内閣官房として、各施策が有機的に結びつくよう、各省庁ともしっかり連携して取り組む必要があるのではないか。

○地方創生関係交付金等を活用し、各地で様々な地方創生の取組が進められているが、優良事例については全国展開していく必要があるのでは
ないか。
 
○外国人留学生は貴重な労働力であり、地方創生の観点からも、地方での受け入れ体制を充実させる必要があるのではないか。
 
○人口減少の局面においても豊かな生活を送ることができるよう、AIやIoT等の科学技術の活用をさらに推進する必要があるのではないか。