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平成29年度地方財政審議会(6月27日)議事要旨

日時

平成29年6月27日(火)10時00分〜11時05分

場所

地方財政審議会室

出席者

(委員)堀場 勇夫(会長) 中村 玲子  鎌田 司  
宗田 友子  植木 利幸
 
(説明者)自治税務局企画課 税務企画官 山本 倫彦

議題

(1)平成29年度6月期における地方譲与税譲与金の譲与について

今回の議題は、平成29年6月期に地方揮発油譲与税、旧地方道路譲与税、石油ガス譲与税、自動車重量譲与税を譲与するに際し、地方揮発油譲与税法第7条の2、地方税法等の一部を改正する法律(平成21年法律第9号)附則第14条第2項の規定に基づき、なおその効力を有することとされる改正前の地方道路譲与税法第7条の2、石油ガス譲与税法第6条の2、自動車重量譲与税法第6条の2の規定に基づき、審議するものである。
 
(2)大阪府泉佐野市県法定外普通税「空港連絡橋利用税」の新設(更新)について
今回の議題は、大阪府泉佐野市から協議のあった法定外普通税の新設(更新)について、総務大臣の同意に際し、地方税法第670条の2の規定に基づき、審議するものである。
 
(3)沖縄県座間味村法定外目的税「美ら島税」の新設について
今回の議題は、沖縄県座間味村から協議のあった法定外普通税の新設について、総務大臣の同意に際し、地方税法第732条の2の規定に基づき、審議するものである。

資料

議題(1)関係
 ・説明資料PDF
 ・参考資料PDF

議題(2)関係
 ・説明資料PDF

議題(3)関係
 ・説明資料PDF

要旨

I 議題「(1)平成29年度6月期における地方譲与税譲与金の譲与について」
 
標記の件について、説明を受け、審議の上、これを了承した。
 
(主な内容)
 
○ 地方揮発油譲与税、石油ガス譲与税及び自動車重量譲与税については、平成28年度譲与実績額に比べ平成29年度地方財政計画額の方が低くなっているが、平成27年度譲与実績額と平成28年度地方財政計画額ではどうか。
→ 平成27年度譲与実績額に比べて平成28年度地方財政計画額の方が低い。
 
○ 地方道路譲与税の譲与はいつまで続くのか。
→ 現在でも譲与が続いているのは地方道路税の滞納分等に係る収入額があるためであり、地方道路税収入額が無くなるまで譲与は続く。
 
II 議題「(2)大阪府泉佐野市法定外普通税「空港連絡橋利用税」の新設
(更新)について」
 
標記の件について、説明を受け、審議の上、これを了承した。
 
(主な内容)
 
○ 平成24年度の新設時においては、同意の意見と併せて、
 
・ 地方団体には法定外税制度について適切な運用が求められているが、現時点では、納税者をはじめとする関係者に本件についての理解が得られているとは言えない。したがって、今後、泉佐野市には、市の住民以外の者も含まれる納税者をはじめとする関係者に対し、本件についての十分な説明や周知が求められると考えるので、総務大臣は、泉佐野市に対しこの点について助言を行うべきである。
 
との意見を総務大臣に対し出している。
今回の更新に際しては、改めて意見や通知を出すまでの必要性はないと考えるが、納税者をはじめとする関係者に本件についての理解を得ることは引き続き重要であると考えており、泉佐野市においてはその点について留意してほしい。
 
III 議題「(3)沖縄県座間味村法定外目的税「美ら島税」の新設について」
 
標記の件について、説明を受け、審議の上、これを了承した。
 
(主な内容)
 
○ 座間味村は、なぜ今のタイミングで本税の新設を検討したのか。
→ 平成26年に慶良間諸島国立公園の指定を受けたこと、平成27年には観光客がはじめて10万人を超えたことなどを踏まえ、今後さらに入込の増加を思慮したことによるものである。

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