平成29年度地方財政審議会(10月24日)議事要旨
日時
平成29年10月24日(火)10時00分〜10時45分
場所
地方財政審議会室
出席者
(委員)堀場 勇夫(会長) 中村 玲子 鎌田 司
宗田 友子 植木 利幸
(説明者)自治財政局地方債課 理事官 尾ア 祐子
自治税務局固定資産税課 課長補佐 山中 日出男
議題
(1)平成29年度における当せん金付証票の発売許可について
(バレンタインジャンボ・バレンタインジャンボミニ・ロト7)
今回の議題は、当せん金付証票法に基づき、平成29年度における当せん金付証票(宝くじ)の発売について許可するに際し、当せん金付証票法第4条第3項の規定に基づき、審議するものである。
(2)平成29年度分国有提供施設等所在市町村助成交付金及び施設等所在市町村調整交付金の交付額の決定について
今回の議題は、国有提供施設等所在市町村助成交付金に関する法律第3項の規定に基づき、平成29年度に交付すべき国有提供施設等所在市町村助成交付金(以下、「基地交付金」という。)の交付額を審議するものである。
また、施設等所在市町村調整交付金交付要綱に基づき交付される施設等所在市町村調整交付金の交付額を参考とすることが基地交付金の交付額の審議に資するため、あわせて聴取するものである。
資料
要旨
I 議題「(1)平成29年度における当せん金付証票の発売許可について
(バレンタインジャンボ・バレンタインジャンボミニ・ロト7)」
標記の件について、説明を受け、審議の上、これを了承した。
(主な内容)
○ 昨年度のグリーンジャンボからバレンタインジャンボに名称を変更し、賞金体系も中間層を増やすとのことだが、その意図は何か。
→ 現在の宝くじの購買層の中心は50代から60代の男性であり、女性の宝くじ購入経験者の割合は男性に比べて低くなっている。
冬の文化として強く定着している「バレンタイン」をコンセプトとしたジャンボくじを発売することで、話題性の喚起、女性を中心とした新たな購買層を掘り起こすことを狙いとした申請である。
また、宝くじの購入ニーズとして高額当せんを求めるニーズと当たりやすさを重視するニーズが併存しているが、5種類あるジャンボくじそれぞれの特色を打ち出すという狙いの中で、本くじは当たりやすさを重視する購買層をターゲットとした商品設計とする申請であると認識している。
○ バレンタインに合わせた広報戦略を練っていくのか。
→ 発売期間をバレンタインの期間に合わせ、バレンタインにちなんだ広報宣伝を行いたい意向と聞いている。
II 議題「(2)平成29年度分国有提供施設等所在市町村助成交付金及び施設等所在市町村調整交付金の交付額の決定について」
標記の件について、説明を受け、審議の上、これを了承した。
(主な内容)
○ 基地交付金制度の創設から現在までの間で対象資産を見直した経緯はあるのか。
→ 昭和34年度に弾薬庫及び燃料庫、平成17年度に通信施設を対象に加えるなど対象資産を拡大してきたところである。
○ 米軍・自衛隊と民間の両方が使用する飛行場(共用飛行場)について国有資産等所在市町村交付金(以下、「市町村交付金」という。)との重複はあるのか。
→ 共用飛行場は、市町村交付金の対象としており、その分は基地交付金の対象資産価格から控除して算定することになっているものである。
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