平成29年度地方財政審議会(11月24日)議事要旨
日時
平成29年11月24日(金)10時00分〜11時45分
場所
地方財政審議会室
出席者
(委 員) 堀場 勇夫(会長) 中村 玲子 鎌田 司
宗田 友子 植木 利幸
(説明者) 自治財政局財務調査課 課長補佐 堀口 裕記
自治財政局財務調査課 財政健全化専門官 桑原 健
自治財政局財政課 課長補佐 山本 周
議題
(1)平成28年度地方公共団体普通会計決算の概要について
(2)平成28年度都道府県普通会計決算の概要について
(3)平成28年度市町村普通会計決算の概要について
(4)平成28年度決算に基づく健全化判断比率・資金不足比率の概要(確報)について
今回の議題は、地方公共団体における平成28年度の決算の状況、当該決算に基づく健全化判断比率・資金不足比率の算定結果について、確報値として取りまとめたことから、その動向について説明を受けるものである。
(5)地方財政に係る地方財政審議会意見について
資料
議題(1)関係
議題(2)関係
議題(3)関係
議題(4)関係
要旨
I 議題「(1)平成28年度地方公共団体普通会計決算の概要について」、「(2)平成28年度都道府県普通会計決算の概要について」、「(3)平成28年度市町村普通会計決算の概要について」、「(4)平成28年度決算に基づく健全化判断比率・資金不足比率の概要(確報)について」
標記の件について、説明を受け、質疑応答及び意見交換を行った。
(主な内容)
○ 地方公共団体普通会計決算について、性質別歳出のうち物件費の増加額が大きく、目的別歳出のうち労働費の減少率が大きいが、これらの理由は何か。
→ 物件費については、近年増加傾向にあり、民間委託等に伴い委託料が増加している。労働費については、雇用対策のための緊急雇用創出事業費が減少している。
○ 地方公共団体普通会計決算における経常収支比率について、前年度より1.7ポイント上昇しているが、その理由は何か。
→ 経常収支比率については、平成16年度決算以降、90%を超える高い値で推移している。平成28年度の経常収支比率については、算定における分母の経常一般財源が減少する一方、分子の経常経費充当一般財源について社会保障関係経費である扶助費等が増加したことにより、上昇している。
II 議題「(5)地方財政に係る地方財政審議会意見について」
地方財政審議会の意見提出に向けて討議を行った。
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