平成29年度地方財政審議会（2月23日）議事要旨
日時
平成30年2月23日（金）10時00分〜11時00分
場所
地方財政審議会室
出席者
（委員） 堀場 勇夫（会長） 中村 玲子 鎌田 司
宗田 友子 植木 利幸
（説明者） 自治税務局企画課 課長補佐 圓増 正宏
議題
（1） 平成29年度2月期における地方譲与税譲与金の譲与について
今回の議題は、平成29年度2月期に地方法人特別譲与税を譲与するに際し、地方法人特別税等に関する暫定措置法第36条の規定に基づき、審議するものである。
（2） 鳥取県法定外目的税「産業廃棄物処分場税」の新設（更新）について
今回の議題は、広島県から協議のあった法定外目的税の新設（更新）について、総務大臣の同意に際し、地方税法第732条の2の規定に基づき、審議するものである。
（3） 福岡県太宰府市法定外普通税「歴史と文化の環境税」の新設（更新）について
今回の議題は、福岡県太宰府市から協議のあった法定外普通税の新設（更新）について、総務大臣の同意に際し、地方税法第670条の2の規定に基づき、審議するものである。
（4） 鹿児島県法定外普通税「核燃料税」の新設（更新）について
今回の議題は、鹿児島県から協議のあった法定外普通税の新設（更新）について、総務大臣の同意に際し、地方税法第260条の2の規定に基づき、審議するものである。
（5） 宮城県法定外普通税「核燃料税」の新設（更新）について
今回の議題は、宮城県から協議のあった法定外普通税の新設（更新）について、総務大臣の同意に際し、地方税法第260条の2の規定に基づき、審議するものである。
資料
要旨
I 議題「（1）平成29年度2月期における地方譲与税譲与金の譲与について」
標記の件について、説明を受け、審議の上、これを了承した。
（主な内容）
○ 愛知県の地方法人特別税払込額が、昨年度と比較して減っている理由は何か。
→ 輸送機械製造会社の業績不振による減と聞いている。
II 議題「（2）鳥取県法定外目的税「産業廃棄物処分場税」の新設（更新）について」
標記の件について、説明を受け、審議の上、これを了承した。
（主な内容）
○ 税収見込が増加する要因は何か。
→ 課税予定期間中に鳥取県内で新たに管理型最終処分場が整備される予定であることに伴い、鳥取県内へ搬入される産業廃棄物量が増加すると見込んでいるためである。
III 議題「（3）福岡県太宰府市法定外普通税「歴史と文化の環境税」の新設（更新）について」
標記の件について、説明を受け、審議の上、これを了承した。
（主な内容）
○ 年々税収が増えてきている要因は何か。
→ インバウンドによる外国人観光客など、観光客が増加していることによるものである。
IV 議題「（4）鹿児島県法定外普通税「核燃料税」の新設（更新）について」
標記の件について、説明を受け、質疑応答及び意見交換を行った。
（主な内容）
○ 今回の更新に際し、新たな財政需要はあるのか。
→ 更新後の税収の使途については、新規のものはないが、引き続き、原子力安全対策や環境保全対策、民生安定対策等の財政需要の財源の一部に充当することとしている。
V 議題「（5）宮城県法定外普通税「核燃料税」の新設（更新）について」
標記の件について、説明を受け、質疑応答及び意見交換を行った。
（主な内容）
○ 原発関連の施策は国策であり、国が実施するものではないか。
→ 宮城県核燃料税については、宮城県が行う安全対策や民生安定対策等の財政需要の財源の一部に充当するものである。
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