令和元年度地方財政審議会(8月6日)議事要旨
日時
令和元年8月6日(火)10時00分〜11時30分
場所
地方財政審議会室
出席者
(委員)堀場 勇夫(会長)宗田 友子 植木 利幸
野坂 雅一 星野 菜穗子
(説明者)自治財政局 財務調査官 宮川克寿
自治財政局地方債課 理事官 山本 周
議題
(1)令和元年度都道府県・政令指定都市普通会計当初予算の状況について
今回の議題は、令和元年度都道府県・政令指定都市普通会計当初予算の状況について、説明を受けるものである。
(2)令和元年度における当せん金付証票の発売許可について
(年末ジャンボ・年末ジャンボミニ)
今回の議題は、当せん金付証票法に基づき、令和元年度における当せん金付証票(宝くじ)の発売について許可するに際し、当せん金付証票法第4条第3項の規定に基づき、審議するものである。
資料
要旨
I 議題「(1)令和元年度都道府県・政令指定都市普通会計当初予算の状況について」
標記の件について、説明を受け、質疑応答及び意見交換を行った。
(主な内容)
○ 地方消費税について、一部の団体は前年度から減少している。今年度は増税を控えているため、各団体が前年度よりもプラスの予算計上を行うように思うが、そういうわけではないのか。
→ 増税の影響はあまり大きくない。10月から増税が開始されるが、国に収納され、その後、地方の税収となるにはタイムラグがあるため、今年度の税収額に大きな影響はない。一方、貨物割等に係る増税の影響は、通常の消費税より早く影響が出るため、空港や港湾が所在する団体については、増収の影響がある。
○ 人件費について、退職者数の減少により退職手当が減少しているとのことだが、特殊要因ではなく自然減という理解で良いか。
→ 特殊要因ではない。
○ 令和元年度の当初予算の特徴は何か。
→ 堅調な企業業績、給与所得の増等により、全体として税収増が見込まれていることが特徴の一つと認識している。
II 議題「(2)令和元年度における当せん金付証票の発売許可について(年末ジャンボ・年末ジャンボミニ)」
標記の件について、説明を受け、審議の上、これを了承した。
(主な内容)
○ 今回発売を許可する年末ジャンボ宝くじについては、どのようにPRしていくのか。
→ 当たり感を醸成するため、昨年度に比して1万円以上の当せん本数を大幅に増やしており、例えば、「1万円以上の当せん本数の総数が約100万本」といった形で消費者にとって分かりやすいPRを展開していきたいと考えている。
○ ジャンボ宝くじの売上げが伸び悩んでいる中、今後、インターネット販売をどのように促進していくのか。
→ インターネット販売は、売場の販売に比して手数料等のコストも安いなどメリットも多いと考えている。現在、インターネットでの購入の前提である宝くじ公式サイトの会員登録者は約150万人であり、まずはこれらの会員をターゲットにさらなる販売促進に努めていきたい。
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