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令和4年度地方財政審議会(9月9日)議事要旨

日時

令和4年9月9日(金)10時00分〜11時20分

場所

地方財政審議会室

出席者

(委 員)
 小西 砂千夫(会長)  宗田 友子  西野 範彦  野坂 雅一  星野 菜穗子

(説明者)
 自治財政局財務調査課 財政健全化専門官 仁藤 司史
 自治税務局市町村税課 住民税企画専門官 今道 雄介

議題

(1)夕張市財政再生計画の変更の同意について
今回の議題は、夕張市財政再生計画の変更の同意について、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第10条第4項の規定に基づき、審議するものである。
 
(2)森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律施行規則の一部を改正する省令について
今回の議題は、森林環境譲与税の譲与基準に用いている林業就業者数の令和2年国勢調査による最新の数値が本年7月22日に公表されたことに伴う省令の改正について、説明を受けるものである。

要旨

I 議題(1)夕張市財政再生計画の変更の同意について
  
 標記の件について、説明を受け、審議の上、これを了承した。
 
(主な内容)
 ○「臨時財政対策債」が当初予算から増額となった理由は。
→ 令和4年度の普通交付税の算定の結果、当初夕張市が見込んでいた額よりも発行可能額が大きくなったことから、それに対応して増額するもの。
 
○「夕張市プレミアムチケット販売事業」には「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」の原油価格・物価高騰分も充当予定なのか。
→ 原油価格や物価の高騰への対応として、「夕張市プレミアムチケット販売事業」のほか、「冬期生活特別支援金給付事業」や、「メロン生産用燃油価格高騰緊急対策交付金」などに活用する予定である。
 
○「生活保護費国庫負担金に係る過年度過誤納還付金」の還付に至った経緯は。
→ 令和3年度分について、予算上不足が生じないよう見込んでいたところ、生活保護人員の減少等により、精算の結果、国支出金の受入済額が過大となったことから、返還が必要となるもの。
 
 II 議題(2)森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律施行規則の一部を改正する省令について
 
標記の件について、説明を受け、質疑応答及び意見交換を行った。
 
(主な内容)
○譲与基準の見直しについては、何か議論が進んでいるのか。
→ 各地方団体の令和3年度における譲与税の活用状況等を踏まえ、必要な検討を進めていくことになる。
 
○都市部においても林業就業者が計上されている理由としてはどういうものがあるのか。
→ 都市部にも林業関連会社が所在しており、その社員の一部が計上されていると考えられる。
 
○林業就業者数の減少が、以前と比べ鈍化している理由は何か。
→ 明確な理由はわからないが、各地方団体における林業就業者の育成・確保の効果が現れているのかもしれない。

資料

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