地方財政審議会議事要旨

日時

平成21年2月6日(金) 10時00分〜12時00分

場所

地方財政審議会室

出席者

(委 員) 神野 直彦(会長)  池ノ内 祐司
       木内 征司  佐藤 信  木村 陽子

(説明者) 自治財政局地方債課  理事官  小谷 敦
       自治財政局地方債課  課長補佐  坂越 健一

議題

(1)公営競技施行市区町村の指定について  
(2)平成20年度国の予算等貸付金債に係る同意等について

要旨

(1) 議題(1)公営競技施行市区町村の指定について
標記の件について、説明を受け、審議の上、これを了承した。

(主な質疑内容)

 ○  群馬県が競輪事業から撤退するが、撤退に伴い関係者の間で混乱は生じていないのか。
 →  前橋市が開催を引き継ぐ事となっている。同じ前橋競輪場を使用しており、開催日数も前橋市の方が多く、特段の問題は生じていないと承知している。

 ○  収益が赤字の団体に対し、どのような助言を行っているのか。
 →  全施行団体に3年ごとに経営改善計画の策定を求め、売上げの増加と経営の合理化の努力を求めているところである。それにもかかわらず、収益が改善されない団体については、存廃も含めて検討するよう助言している。

 ○  収益が赤字の団体が撤退しやすい環境作りも考えるべきではないか。
 →  今国会に第三セクター等改革推進債の創設等を内容とする法律案を提出しているが、法案が成立すれば、法適用団体は第三セクター等改革推進債の活用が可能となる。


(2) 議題(2)平成20年度国の予算等貸付金債に係る同意等について
標記の件について、説明を受け、審議の上、これを了承した。

(主な質疑内容)

 ○  中小企業高度化資金貸付金で、今回を含め全く協議がない団体があるが、地方公共団体からの要望があったにもかかわらず、国の貸付けが得られなかったためか。
 →  地方公共団体からの要望に基づき貸付を行うことから、ニーズがなかったためである。

 ○  所管省庁の交付決定等が遅くなったため、この時期の協議になったのか。
 →  中小企業向け融資のように、資金ニーズに応じて随時貸し付けるものが大半である。

 ○  貸付金の整理統合を図るべきではないか。ほとんど実績のない貸付金があり、役割が終わったのか、使い勝手が悪いのか議論されるべきである。

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