地方財政審議会議事要旨

日時

平成21年3月3日(火) 10時00分〜11時00分

場所

地方財政審議会室

出席者

(委 員)   神野 直彦(会長)  池ノ内 祐司
        木内 征司  佐藤 信  木村 陽子
(説明者)  自治税務局企画課 課長補佐 橋本 憲次郎

議題

法定外税の同意について(茨城県核燃料等取扱税)

要旨

標記の件について、説明を受け、審議の上、同意相当との決定を行った。

(主な質疑内容)
 「高放射性廃液の保管」については、今まで課税されていなかったのか。高放射性廃液でも課税され、ガラス固化体としても課税されることとなるのか。
 高放射性廃液については、今まで課税されていなかった。ガラス固化体として保管する場合は課税となるが、高放射性廃液のまま一定期間保管される場合もあり、不均衡が生じることから、新たに課税することとしたものである。高放射性廃液及びガラス固化体の保管に対し、期間ごとに毎年課税されるものである。
 他県にも放射性廃棄物の保管施設は存在すると考えられるが、それに対して、課税することはありうるのか。
 使用済核燃料の中間処理、最終処理を行う施設のある青森県では、茨城県と同様に課税している。その他の団体については、核燃料の挿入に対して課税している。
 納税義務者は複数存在するが、意見を聞いているのは2社だけなのか。
 税収が継続的に10%を超えると見込まれる納税義務者に対して意見を聞いており、該当するのは2社のみである。
 税率を上げる理由はなにか。
 財政需要を勘案すると、今回の税率引上げでも足りない状況であるが、他県の状況や納税者の負担を勘案し、1.3倍の水準に引上げることとしたものである。

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