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会見発言記事

新藤総務大臣閣議後記者会見の概要

平成25年4月23日



冒頭発言

 おはようございます。それでは、本日の閣議後の会見を始めさせていただきます。

【平成25年度「行政評価等プログラム」の決定】
 本日の閣僚懇談会におきまして、平成25年度から行政評価局が行う調査テーマなどを盛り込んだ「行政評価等プログラム」を決定いたしました。この行政の改革・改善に向けた各大臣の御理解と御協力を、閣僚懇談会において、お願いしたところでございます。
 平成25年度においては、「食育の推進」、「生活保護」、「規制の簡素合理化」を始め、9本の調査を新たに実施いたします。
 また、行政相談活動を積極的に展開し、広く広報するなど、行政評価機能を活用し、行政の無駄撲滅、そして効率化、国民の安心・安全、その確保に資するように努めてまいりたいと思います。

 私の方からは以上でございます。

質疑応答

衆議院小選挙区の区割り改定法案

問:
 幹事の産経新聞の松元です。よろしくお願いします。衆議院の区割りをめぐり、今日にも0増5減を受けて作った区割り改定の法案が衆議院を通過する見通しになりました。法案の成立を目指し、今後、どう参議院で各党会派の理解を求めていかれるのか、大臣の御見解をお聞かせください。
答:
 私どもとすれば、これはですね、平成23年3月の最高裁大法廷判決、違憲状態とされた、この判決を受けてですね、これまでの手続がなされてまいりました。そして区割り審において勧告がなされ、そして、それに基づいて法案を提出させていただいたわけであります。これは、憲法上の要請であり、かつ、また立法府からの御要請を頂戴したものと、このようにとらえております。ですから行政としてですね、可及的速やかに、この法律を成立させていただきたいと、このように願っているところでありますし、しっかりと説明をしてまいりたいと思います。国会の運営については、国会の各党各会派においてですね、御議論を賜り、そして、円満な運営がなされるように願っております。

地上デジタル放送の送信所移転について

問:
 すみません。よろしいですか。共同通信の亀井と申します。東京スカイツリーへの地上デジタル放送の送信所移転についてお伺いしたいのですけれども、受信障害のために、予定していた5月の移転が難しいとの見方も出ていますけれども、それについて、大臣の御所見をお願いします
答:
 これは、できるだけですね、予定どおりに速やかに移行することが望ましいわけですが、一方できちんとした対策を採ることが重要であります。ですから、そこはですね、しっかりと対策を採っていただいて、速やかにきちんとしたですね、対処をしていただきたいと。これは、放送事業者に対してですね、それを求めているわけでございます。

閣僚の靖国神社参拝について

問:
 朝日新聞の山田です。土曜日の靖国参拝についてお伺いしたいのですけれども、参拝された理由やですね、記帳などの参拝形式についてお話しいただければと思います。
答:
 今回、個人としてですね、私的参拝をさせていただきました。戦争で命を落とされた方々への追悼と、それから平和を祈ってのことであります。また、私は、自分の祖父がおりますし、更に、大叔父さんもおります。ですから、そういったですね、自分の身内、祖先がそこにいらっしゃるわけでありまして、そういった思いも込めて、日常的にお参りをしております。ですから、その一環としてですね、今回は、この土曜日にお伺いしたと、こういうことであります。この私としては個人の参拝でありますので、それは私的なこととしてですね、対処したと、こういうことであります。
問:
 閣僚の参拝について、近隣諸国から反発が出てることについては、どうお考えでしょう。
答:
 個人の私的行為に関してですね、それが近隣諸国に影響を及ぼすとは、私は考えておりません。また、実際にどのような影響が出るかについては、これは、政府としては官房長官が、また、外交上の問題があるならば、それは外務大臣の方でですね、措置していただいてると、このように考えております。
問:
 ほか、よろしいでしょうか。なければ、これで終わります。どうもありがとうございました。
答:
 ありがとうございました。

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