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会見発言記事

高市総務大臣閣議後記者会見の概要

平成28年2月26日

冒頭発言


 おはようございます。
 本日、官邸では、閣議と閣僚懇がございました。


【消費者物価指数及び平成27年国勢調査人口速報集計結果】

 本日の閣議におきまして、私から消費者物価指数及び平成27年国勢調査人口速報集計結果について、報告しました。
 消費者物価指数につきましては、1月全国の生鮮食品を除く指数は、1年前と同水準。原油価格下落による「エネルギー」価格下落の影響を除きますと、物価の上昇基調は1月も続いていると見られます。
 平成27年国勢調査人口速報集計結果につきましては、昨年10月1日現在の我が国の人口は1億2,711万人で、前回の調査と比べると94万7千人、0.7%の減少となりました。
 詳細につきましては、統計局にお問い合わせください。

 私からは、以上です。


質疑応答

アダムズ方式による試算結果

問:
 幹事社から2問質問させていただきます。1つ目は、衆議院の選挙制度改革についてですが、先ほど閣議で報告された国勢調査結果で試算すれば、いわゆるアダムズ方式での自民党の0増6減案でも奈良県が減少対象となります。地方の民意がなくなっていくという危惧もありますが、奈良県選出の議員として受け止めをお願いします。
答:
 衆議院選挙制度改革については、衆議院選挙制度に関する調査会から答申が出されています。総理も答申について尊重するという旨を述べておられます。
 いずれにしましても、衆議院選挙制度改革につきましては、調査会の答申を受けまして、今後、大島衆議院議長の下で、各党各会派において議論が行われていくものと承知していますので、その議論を注視したいと思います。
 奈良県のことにつきましては、各党各会派の合意が整って法律が成立しましたら、それに応じて党の方で対応される。それに従うのみだと考えております。

マイナンバーカードに関するトラブル

問:
 もう1点、マイナンバーについてお伺いします。男性2人に同一の番号を付けられたことや、一部のマイナンバーカードにICチップの不具合があることが分かりました。いずれも制度の根幹に関わる問題ですが、大臣の受け止めと対応をお願いします。
答:
 大変残念な事象が、2件、相次いで発生しました。
 マイナンバーの二重付番につきましては、自治体の事務処理誤りということでございました。
 電子証明書の不具合については、J−LISが管理するシステムの問題によって、それぞれ生じたものでございます。
 関係機関に対しましては、本当に大切なマイナンバー制度の運用に関することですので、緊張感を持って取り組んでいただくよう、要請しております。

問:
 よろしいですか。どうもありがとうございます。
答:
 御協力ありがとうございます。

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