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会見発言記事

高市総務大臣閣議後記者会見の概要

平成28年9月9日

冒頭発言

 おはようございます。
 今朝は、閣議と閣僚懇でございましたが、この後、政府税制調査会もございます。

【普通交付税の繰上げ交付】

 台風第10号によりましてお亡くなりになった皆様の御冥福を改めてお祈り申し上げますとともに、御遺族の皆様にお悔やみを申し上げます。
 そして、大変多くの被害が発生しております。被災者の皆様にお見舞い申し上げます。
 今回の災害で多大な被害を受けた地方公共団体に対しまして、当面の資金繰りを円滑にするために、11月に定例交付すべき普通交付税の一部を繰り上げまして、12日(月)に交付することを、本日決定しました。
 具体的には、北海道内20市町村及び岩手県内7市町村に対しまして、合計76億2,200万円を繰り上げて交付します。
 今後も、被災地方公共団体の実情を十分にお伺いしながら、特別交付税措置を含め、地方交付税や地方債による地方財政措置を講じ、その財政運営に支障が生じることがないように対応してまいります。

 私からは、以上でございます。

質疑応答

iPhone新機種

問:
 幹事社から1問お願いします。iPhoneの新機種が発表されました。端末の行き過ぎた値引き販売を禁止するガイドラインが適用されてから初めての新機種となりますが、売り上げの悪影響を懸念する声がありますけれども、大臣の見解をお聞かせください。
 また、iPhoneの新機種は、フェリカに対応していまして、スイカなどが使えるようになるという期待がある一方で、国内メーカーを中心としたアンドロイド端末への悪影響も懸念されますが、この点についても大臣の見解をお聞かせください。
答:
 今回、iPhone7が発表され、日本の利用者の皆様のニーズも踏まえた新しい機能が加わっております。耐水性、防塵性、そして、Suicaなどにも対応できるというのは、利用者のニーズを捉えたものであるかと思いますので、多くの方の利便性向上に期待をしております。
 併せて、日本のメーカーも含む他のメーカーでも、利用者がいいなと思う製品を開発していただけたらという期待を持っております。
 また、これまで取り組んでまいりましたが、行き過ぎたキャッシュバックなども含めた端末購入補助は、正していかなければならないという方針に変わりはございません。多くの方に公平感、納得感のある料金・サービスが提供されることが重要でございます。
 昨日、大手携帯電話事業者が、大きな通信容量に対応した新たな安い料金プランを発表していただいておりますので、こういった流れも歓迎したいと思っております。

北朝鮮における核実験の可能性

問:
 NHKの山本と申します。直接関係はないのですけれども、今朝、北朝鮮で核実験を行ったとの情報があるということなのですけれども、大臣としてどのように対応されているかお聞かせください。
答:
 現在得ている情報でも、核実験の可能性があるということでございますけれども、先般からの北朝鮮のミサイル発射も含めまして、これは国際社会に対する本当に許し難い暴挙であり、最悪の事態も想定したリスク管理を、日本は、アメリカや韓国、また、周辺諸国とも連携しながら執っていかなければいけないと考えております。
 今日の時点では、総理からの御指示を受けまして、総務省におきましても、消防庁に情報連絡室がございますが、ここで情報を収集しながら、適宜、都道府県、市町村に対してお伝えをしていく、こういう段階でございます。

問:
 ほか、よろしいでしょうか。では、どうもありがとうございました。
答:
 どうも、ありがとうございました。

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