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会見発言記事

野田総務大臣閣議後記者会見の概要

平成29年10月20日

冒頭発言


 おはようございます。
 本日、私の方から、特段発言はありません。


質疑応答

衆議院議員選挙

問:
 幹事社の共同通信から、1問質問させていただきます。
 衆院選について、お伺いします。
 与党で、過半数を大きく上回り、300議席に迫るんじゃないかと報じられていますが、これについて、安倍政権に対して、一定の支持が集まっていると言えますけれども、安倍政権の一員として、大臣は、これをどのように捉えていらっしゃいますでしょうか。
答:
 総務大臣としては、選挙に関して、コメントすることはいたしません。
 私たち、選挙を戦っている身としましては、あくまでも皆さんの予想でありまして、投票日、投票が締め切られて、そして、全国の有権者の皆さんの票が集まって、そして、出た結果で、初めて皆様方にはしっかりお話をさせていただきたいと思ってます。
 ただ、残りわずかの選挙ですけれども、2年9か月の任期の中でしっかりやれてない部分もたくさんあったと反省の上に立って、この選挙を通じて、与党自民党・公明党の政権が、もう一度、皆さんの負託に応えられるかどうか、それを審判していただく選挙だと思っているので、引き続き謙虚に、真剣に、政策をお届けしていければなと思っています。

NHK記者の過労死問題

問:
 朝日新聞の上栗です。
 NHKの佐戸未和記者が過労死した問題で、公表と会長の謝罪まで4年間かかりました。これについて、NHKは、これまで両親側が公表してほしくないという意向だったためと説明していたんですが、両親とその代理人が、否定をしています。現在、大臣の御認識と、何らかの調査が必要だというふうにお考えかどうかをお聞かせください。
答:
 私も、それは報道で知りました。
 大事なことは、未和さんという有能な若い女性が、過労によって亡くなったという事実です。
 NHKの人たちは、それにしっかり寄り添っていただいて、二度とそういうことが起きないように、しっかりと取組んでいただきたい。それに尽きると思います。

投票所数の減少・投票所の閉鎖時刻の繰上げ

問:
 読売新聞の豊川です。
 投票所の数なんですけれども、総務省の発表によりますと、前回から900近く減っています。一方、投票時間を短縮する動きもあって、合併だとか、職員の確保だとか、いろいろ難しいところもあると思うんですけれども、投票権の確保という観点から、どのように考えていますか。
答:
 総務省としては、地方自治体には、しっかりと投票の確保をしてもらえるよう通知は出しているんですね。地方自治体で、その実情に応じて、投票所とかそういう時間をお決めになっていらっしゃいますが、今のような懸念が起きないように、例えば、今、当たり前のように皆さんしていただいているけど、期日前投票。これのしっかりとした確保とか、また、啓発等で、とにかく投票しにくくならないように取組んでいただければと思っています。
 これは、大きな地方、人口減少とか様々な問題の上に起因したことだと思うので、総務省の中の選挙の担当だけではなくて、幅広くいろんなことができないか、皆さんと検討していきたいなと思います。
 先々の話になるかもしれないですけれども、マイナンバーカードもそういうところで、将来しっかりと担保できる担い手になるのではないかということも、私自身は検討していければと思っています。

問:
 よろしいでしょうか。ありがとうございました。

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