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会見発言記事

野田総務大臣の北海道現地視察後のぶら下がり会見の概要

平成30年9月22日

質疑応答


視察後の所感

問:
 今日、東川町にいらっしゃった感想をお願いします。
答:
 実は、東京に東川町出身の知人がおり、東川町のことを少し知っておりました。実際に来てみると本当に住んでみたいと思える文化の町、そして暖かみのある地域だなと改めて思いました。感謝いたします。
 自分達の取り柄である、写真や家具といった特色を出して、的を絞った政策が魅力的で、あとは、日本語を学ばれている外国の方を見ますと多文化共生を進めております総務大臣としては、大変ありがたいと感じております。
問:
 夕張についても一言いただけますか。
答:
 夕張市は日本で唯一の財政再生団体ですけれども、鈴木市長のリーダーシップのもと計画の見直しなどある中で、地方創生の見本の様な形でコンパクトシティといえる形で、今後の地方のあるべき姿は大変厳しいけれど、努力することで苦労が報われるという状況を拝見したところです。まだまだ、先は長いかもしれないけれども、再生というマイナスのイメージではなくて、これから人口減少・少子高齢化は全ての日本の団体で不安材料ではございます。それを乗り越える2040モデルの形が既に夕張にありますので、これからも是非がんばってもらいたいと思います。
問:
 視察先でふるさと納税の話がありましたけれども。大臣がふるさと納税制度の見直しを検討される中、それに従う自治体もありますが、一方で強硬姿勢をとる自治体も見受けられるようですが、その後の動きについてどのように感じてらっしゃいますか。
答:
 夕張市では、しっかりと返礼の割合等、適正な取組みをしていただいております。だからといって寄附が少ない訳ではなく、相当な寄附を集められています。それを「キセキノ」という子ども達のための塾に活用されていて、ひと作りの好循環を生み出していると思っています。
 こちら(東川町)でも株主ということで、関係人口作りに取り組んでいただいて、私としても息の長い、持続可能で、そして一部の富裕層にだけメリットがいく形ではなく、子どもを抱えた若い家族でもあっても様々な地方とのふれあいのなかで、長い友好な関係ができるような、本来のふるさと納税の主旨を是非ご理解いただけばと思ってまわらせていただいております。
問:
 北海道の視察を踏まえ全体の感想をお願いします。
答:
 まず、先だっての震災がありまして、被害にあわれた方には心からご冥福をお祈りするとともに、復旧復興に向けて一生懸命頑張っていきたいと思います。
 やはり、観光が強い北海道にあって、風評被害でご苦労されていることを観光協会の会長からもご報告あったところです。先週は、防災服で参りましたけど、本日はスーツでまいりました。こんなに東川も夕張も元気なんだというところをお伝えできれば思っており、そして、皆様方が、明るく多くの観光客の皆様に北海道のすばらしさを伝えていただければと思います。

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