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会見発言記事

石田総務大臣の北海道現地視察後のぶら下がり会見の概要

平成30年11月3日

質疑応答


視察後の所感

問:
 視察を終えた感想をお願いします。
答:
 厚真町に行かせていただき、被災地の大変な現場を拝見させていただいたて、亡くなった方々にご冥福をお祈りするとともに、心からお見舞い申し上げます。我々としてもご要望をお聞きしましたので、誠実に対応していきたいと思っています。
 それから、札幌市にも行かせていただきました。大変な状況でありまして関係する省庁と連携しながらしっかり対応したいと思っています。その中でも札幌市では、被災当日観光客の皆様への対応もあったかと思いますが、適切に対応されたとのことです。インバウンドを目指す日本としても、観光客への対応を横展開して今回の教訓を活かすということで大変重要だと考えています。特に、関連して皆様方からは言われたのは、情報通信のご要望でございました。総務省としてもこちらへ対応していきたいと思います。
 つづいては、夕張市の現場を拝見させていただき、大変な財政状況ではございますが、財政再生とともに、地域の再生もしようという取り組みを始められていて、それが目に見えて現れていたわけでありまして、市長さんはじめ皆様に心から敬意を表したいと思います。財政再生も大切ではありますが、それだけではなくこれからも将来の夕張市に向けて歩んでいってほしいと思います。我々としてもできる限りのご支援をさせていただきたいと考えております。
問:
 夕張市、厚真町で人口減少社会に苦しんでいると首長からお話あったかと思いますが、人口減少社会、東京への一極集中あるいは、東京への流出をどうするかということで、総務省のもとで検討会を開いているとお話ありますがどのようにお考えでしょうか。
答:
 そういう報道あるようですが、地方には全国的に大変な状況にあり、一方で東京一極集中も限界にきていると思います。そのような対応をしていくうえで、技術革新をどう使っていけるかと思っています。様々な有識者と懇談をしたいと思っていて、正式に総務省としての会議をつくるわけではないですが、有識者のお知恵を拝借したいと思っております。
問:
 今月中にもはじまるのでしょうか。
答:
 11月に1回目を行いたいと思っています。
問:
 来年度の予算や施策に活かしていくのでしょうか。
答:
 地方の疲弊、一極集中の限界も一過性のものではなくて、これからの日本において時間をかけてきちっと取り組まないといけないと思っています。来年度予算といったところよりも、できれば総務省として根本の考え方になるようなお話を聞かせていただければありがたいと考えております。
問:
 NHK札幌放送局のディレクターさんがオウム真理教の後継団体といわれるアレフに関する住民インタビューの音声データを誤ってアレフの広報に送られたということなのですけども、放送事業の監督官庁としてどのように今回の事案を受け止めていらっしゃいますか。
答:
 取材内容をきちんと管理していただくのは基本でありまして、私は本当に遺憾なことだというふうに思っています。特にNHKですね、国民の皆様から受信料をいただいてやっている訳ですから、そのことについては本当にきちんと自覚を持ってやっていただきたいなと思います。今後NHKの方でコンプライアンスを含めどういった対応されるか見守っていきたいと思います。

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