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会見発言記事

石田総務大臣閣議後記者会見の概要

平成31年4月23日

冒頭発言

おはようございます。
今日は、報告はありません。
 

質疑応答


マイナポータルの利用

問:
 マイナポータルのことでお尋ねいたします。
 マイナンバーを使ってオンラインで行政手続を行うマイナポータルですが、政府が数百億円をかけて整備したが、一方で普及が進んでいないという指摘もございます。  こういった指摘に対して、大臣のお考えをお聞かせください。
答:
 マイナポータルは、マイナンバー法の規定に基づきまして、国民が自宅のパソコン等から、行政機関等がマイナンバーとともに保有する自己情報の確認や、行政機関等同士がマイナンバーを用いて自己情報をやり取りしたり、履歴の確認を行えるようにすることで、国民が、自ら、マイナンバー制度の運用の適正を確認できるよう設置されているものであります。
 その上で、マイナポータルは、個々人のポータルサイトであるという特色を生かしまして、国民の利便性の向上を図る観点から、官民の各種手続に係るサービスを提供することとしており、例えば、平成29年7月から「子育て」をはじめとする手続きの検索・電子申請ができる機能などを提供してきております。
 今後、介護あるいは引越しなどの対象手続きの拡大、それから、健康診断情報の閲覧機能など、対象サービスを拡大することとされておりまして、また、アクセスできるスマートフォンの対象機種の拡大に取り組むなど、国民に、より利用され、安心して便利なデジタル社会を支える基盤となるよう取り組んでまいりたいと思います。  これからデジタル社会が進行していく上で、私はマイナンバーカード、マイナポータル等が必要不可欠なものだと思っておりますし、2020年度に健康保険証とつながるということもありますので、そういうことを念頭に、1人でも多くの方にご理解をいただいて取り組んでいただきたいなと思っております。

泉佐野市長選挙の結果

問:
 ふるさと納税に関連してお伺いいたします。一昨日の統一地方選では、大阪府泉佐野市長選で現職が勝ちましたけれども、その際に、市長は記者団の取材に対して、ふるさと納税の取組が評価されたといったことを述べまして、選挙で勝ったことを理由に、これまで泉佐野市が政府の方針に反して行ってきた行為を正当化するかのような発言をしています。大臣は今後の対応についてはどのようにお考えでしょうか。
答:
 これは先日も申し上げましたけれども、6月1日の施行に向けて提出のあった書類等の内容を事務的に精査しておりますので、個別の団体についてコメントは差し控えさせていただきたいと思っておりますし、泉佐野市の対応については、もうすでに2月8日に総務大臣コメントということで発表させていただいておりますので、それでご理解いただけたらと思います。

靖国神社参拝

問:
 先ほど、大西英男政務官が靖国神社に参拝されました。6月に習国家主席が来日される予定で、日中関係の改善が期待される中で、政府の一員である政務官が参拝されたことについて、大臣の受け止めをお願いいたします。
答:
 大西政務官は、私人として参拝されたものというふうに理解をしておりますので、コメントは控えさせていただきます。

問:
 ほかになければ以上です。
答:
 いいですか。どうもありがとうございます。よろしくお願いします。
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