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会見発言記事

石田総務大臣閣議後記者会見の概要

令和元年5月7日

冒頭発言

おはようございます。
私からは報告はございません。

質疑応答

式典の感想及び令和の時代への意気込み

問:
  令和初めての会見ということで伺います。大臣は退位礼正殿の儀(たいいれいせいでんのぎ)、即位後朝見の儀(そくいごちょうけんのぎ)に出席されて、平成の終わりと令和の始まりを迎えられたわけですけれども、その御感想と、令和の時代への意気込みをお願いいたします。
答:
  3つの式典に参加をさせていただきまして、それぞれが、国民の皆さんから祝賀ムードの中で迎えられたこと、本当に喜ばしいことと思っております。
  また、個人的な話ですけれども、その式典に、宮中行事に参画をさせていただいたことは非常にありがたいことだなと思っております。そして、特に剣璽等承継の儀(けんじとうしょうけいのぎ)、非常に厳粛な中で行われまして、身の引き締まる思いをいたしました。これからしっかり職務に精進していかなければならないなということを改めて感じたところであります。

令和の時代に対応した地方自治制度のあり方

問:
  令和の時代に関連してなんですけれども、平成の時と一緒で人口減少とか少子高齢化という課題は残り続けるわけですが、令和の時代に対応したといいますか、令和の時代の地方自治のあり方について御所見があればお聞かせください。
答:
  これは従来からですけれども、1つは、社会全体の大きな変わり目であるということ。これは、社会も変わるし、産業も変わるしという、いろんな意味があります。
  大きな変わり目であるということと、それからもう1つは、従来から申し上げておりますけれども、東京一極集中のリスクの問題、あるいは地方の疲弊の問題、これはそれぞれ私は限界に来ていると思っておりますので、いよいよこの問題にしっかり取り組んでいかなければならない、そういう域を迎えているというふうに思っています。
  その中で、今取り組んでおりますのは、1つは、若い人たちの意識の変化、地方回帰と言いますか、豊かに、通勤のストレスなく暮らせる。そういうことを希求されている若い人たちが多いのかなという思いがいたしまして、そういう人たちの流れを、地方の疲弊の解消にできたら取り組んでいきたいと思っております。
  また同時に、Society5.0に代表されるような様々な技術革新によって、所を選ばずに生活、あるいは仕事が可能になりつつあるわけであります。そういうことをしっかり基盤整備も進める中で、そういうことによって持続可能な地域社会を築いていけたらいいなというふうに思っておりまして、そういう取組をしっかりやっていきたいなと思っています。
  また、地方制度調査会でも、今、2040年、これは高齢者数がピークになる時ですけれども、それを見越して今から何をやらなければならないのか。そういう観点から、いろいろ御議論いただいておるわけでありまして、そういう御議論も踏まえて、少し先を見据えてしっかりした取組をやっていくことが大事ではないかなというふうに思っています。

問:
  ほか、ございますでしょうか。なければ、これで終わりにさせていただきます。ありがとうございました。
答:
  令和の時代もよろしくお願いいたします。
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