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会見発言記事

金子総務大臣閣議後記者会見の概要

令和3年12月21日

冒頭発言

  おはようございます。
  冒頭、私から4件発言をさせていただきます。

【NHKの令和二年度決算等】

  本日、NHKの令和2年度決算の国会への提出などに関して閣議決定を行いました。
  業務報告書に付した総務大臣の意見では、受信料の在り方の早急な見直し、番組のインターネット配信について議論を深めることなどを求めています。
  詳細は、情報流通行政局にお問い合わせください。

【本日の閣議における発言】

  次に、本日の閣議において、建設残土対策に関する実態調査の結果に基づく勧告、令和3年度補正予算の地方公共団体における迅速かつ適切な執行、地方公共団体における公共事業の円滑な施工確保の3件について発言しました。
  詳細は、それぞれ、行政評価局、自治財政局、自治行政局にお問い合わせください。

【マイナポイント第2弾の申込開始】

  昨日の補正予算の成立を受けて、令和4年1月1日から、マイナポイント第2弾を始めます。
  まずは、新規のカード取得者などに対するポイントを先行開始します。
  この機会に1人でも多くの方に、カードを取得し、ポイントを活用していただきたいと考えております。
  詳細は、自治行政局にお問い合わせください。

【公立病院の経営強化】

  今般、公立病院の経営強化に向けたガイドライン策定について、有識者検討会から提言をいただきました。
  これを受け、総務省として、年度内にガイドラインを策定する予定です。
  公立病院の経営強化を後押しし、持続可能な地域医療提供体制を確保するため、地方財政措置を延長・拡充することとします。
  詳細は、自治財政局にお問い合わせください。

  私からは以上です。
 

質疑応答

衆議院小選挙区の都道府県別定数配分

問:
  衆議院定数のいわゆる10増10減を巡って、昨日、細田衆議院議長が地方の政治家を減らすだけだというような、批判するような発言をされましたが、これに対する受け止めをお聞かせください。
答:
  報道については承知していますが、総務大臣としてのお答えは差し控えたいと思います。
  法の規定により、衆議院議員選挙区画定審議会による区割改定案の勧告については、令和4年6月25日までに行われることになります。以上です。

令和4年度予算の大臣折衝

問:
  明日、新年度予算の大臣折衝が行われますが、どのように臨まれるのか、お考えをお聞かせください。
答:
  令和4年度予算編成は大詰めを迎えており、明日、2項目について財務大臣との折衝に臨む予定です。
  まず、デジタル活用支援推進事業については、デジタル化の恩恵を全ての国民が享受できるよう、また、地方財政対策については、必要な一般財源総額をしっかり確保する中で、特に、地方交付税総額をできる限り確保し、臨時財政対策債を大幅に抑制できるよう、最大限の努力をいたします。
  これらは、岸田内閣の重要政策の推進に必要な施策であり、予算をしっかりと確保してまいります。

公立病院に対する財政措置

問:
  公立病院について、冒頭、地財措置の延長・拡充などの発言がございましたが、これらの措置を通じてどのような公立病院の在り方を目指されるのか、大臣のお考えをお願いします。
答:
  今回の地財措置においては、限られた医師・看護師等の医療資源を地域全体で、最大限効率的に活用するという視点を特に重視しております。
  具体的には、機能分化・連携強化の推進により、地域の基幹病院に急性期機能を集約し、医師等の医療従事者を確保した上で、基幹病院から不採算地区病院等への派遣を推進し、地域全体の医療機能の維持を図っていただくことが重要であると考えております。以上です。
問:
  それでは、会見をこれで終わります。ありがとうございました。
答:
  はい。
大臣の動画はこちら別ウィンドウで開きます(YouTube)

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