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会見発言記事

寺田総務大臣閣議後記者会見の概要

令和4年10月25日

冒頭発言

  おはようございます。
  冒頭、特にございません。

質疑応答

地方議会の活性化

問:
  昨日、地方制度調査会の小委員会が開かれ、地方議会に関する答申の素案がまとまりました。地方議会は、なり手不足など課題を抱えておりますが、地方議会の活性化に向けて総務省として必要なご対応、対策はどのようなものがあるか、お考えをお聞かせください。
答:
  地方議会の活性化というのは大変重要なテーマでありまして、民主主義を支える上でも、これは総務省としても検討していかなければならない大きな課題であると考えております。
  今おっしゃられたとおり、地制調における議論、昨日の専門小委員会において答申素案の審議がなされたわけでございまして、多様な人材の参画の方途であるとか、地方議会の位置づけ、あるいは議員の職務の明確化等々、様々な観点から議論がなされております。
  この地方議会の問題については、全国の議長会、これは県議会の議長会、また市議会の議長会等の方々からも、団体要望としてご要請もお受けをしているところでございます。どういうふうな方策でやっていくか、幅広い観点からの議論が必要でありまして、引き続き地制調の審議も見守りつつ、その審議状況も踏まえて総務省として今後必要な検討、また対応をしていきたいと思います。

旧統一教会

問:
  旧統一教会の問題について、昨日、予算委員会で井出文科副大臣が、選挙において推薦確認書の提示を受けたことを明らかにしました。あらためてになりますが、大臣は選挙において教団側から、また関連団体から、そういった書面の提示を受けたことはあるのか。また、それに署名したようなことはあるのか。それについてお伺いさせてください。
  もう1点、そういった教団側からのアプローチがある中で、党、政府として政策決定に及ぼす影響について、どういうふうにお考えか、それについてお伺いしたいと思います。
答:
  まず、私自身、提示を受けたこともありませんし、当然、したがって署名をしたこともありません。そのことは申し上げたいと思います。
  後段ですが、これは国会での総理答弁もされているとおり、我々自由民主党は非常に多くの方々から意見を聞き、もちろん各議員も地元での意見、また、先ほどの地方議会の問題等もそうですけど、いろんな団体、あるいは協議会、あるいは各組織からのいわゆる団体要望、これは団体総局で受けております。様々な意見を受けて、そうした上で、いわゆる平場の審議を行い、かなり重層的に部会の審議、調査会の審議、政審、そしてまた政調全体会議、最終決定は総務会の場で決定するわけですけど、非常に多くの意見を聞く中で意思決定しており、ある特定の団体の意見のみが採用されるということはないというふうに思っております。
  また、一般の国民の声も、請願でありますとか、あるいは陳情でありますとか、あるいは意見書等の形でお受けをいたしております。幅広く国民の声を拾って、それを政策に反映しているんだと思います。

山際経済再生担当大臣の辞任

問:
  昨日、山際大臣が辞任を表明されましたが、今後、国会審議等への影響も懸念されると思うのですが、大臣の受け止めをお願いします。
答:
  昨日、山際大臣が辞任をされたということで、同じ閣僚メンバーとしても大変残念に思っております。
  山際大臣とは同じ6期生、同期生でございます。山際さんが初当選した時はまだ30代半ばで、非常に同期の中でも一等若い方でございました。同期の間でもまだまだ先は長いし、将来もあって楽しみだなと言い合ったのを覚えております。
  また、私が内閣府副大臣の時に内閣府政務官ということで、1年間、政府側でも副大臣、政務官として共に仕事をしてきましたし、また、党の場でもいろいろな場面で一緒に仕事をしてきた同僚議員であり、その意味でも大変残念に思いますが、政治家の出処進退というのは自分自身の政治家としての判断であり、それについて私がコメントする立場にはないわけでございますが、引き続き、岸田内閣の一員としてしっかりと説明責任も果たし、また、職責も果たしていきたいと思います。

問:
  それでは終わります。ありがとうございました。
答:
  ありがとうございました。
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