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会見発言記事

総務副大臣・総務大臣政務官 記者会見の概要

平成22年12月16日

冒頭発言

 (平岡副大臣)
 お待たせいたしました。今日、朝、副大臣会議がありましたので、副大臣以下の定例の記者会見ということで、させていただきたいと思います。
 まず、副大臣会議ですけれども、具体的な中身については、官房副長官の方からすることになっておりますので、御紹介いたしませんけれども、議題としては、平成22年度の政府の国際広報活動の基本方針についてということ。2点目が、パッケージ型インフラ海外展開について、3点目が、重要インフラにおける分野横断的演習について、ということでございました。中身は、官房副長官の方からの説明ということで、我々から説明することは控えるようにということになっておりますので、以上にさせていただきたいというふうに思います。あと、こちらの方から皆さん方の方に、あらかじめ御説明することは特に無いということでございますので、あとは、皆さん方からの御質問等を頂きながら、お話をさせていただきたいというふうに思います。

質疑応答

日本版FCC

問:
 それでは、幹事社から代表して、平岡副大臣への質問になるのですが、この度ですね、今後のICT分野における国民の権利保障等の在り方を考えるフォーラムがですね、日本版FCCの創設については、賛否両論を併記するような形で、明確な結論は出さずに報告書という形でまとめましたが、日本版FCCを原口前大臣が提唱していた経緯もあって、省としてはこれどういう形でですね、決着を図っていくのか、その見通しについて、お願いいたします。
答:
 (平岡副大臣):今、原口前大臣の、ちょっとお話も出ましたけれども、私も原口さんに直接聞いているわけではありませんけれども、いろいろな過去の国会答弁等を見ても、原口前大臣自身が明確に日本版FCCをつくるべきという形で結論を先取りしていたとは思いません。あくまでも、今後のICT分野における国民の権利保障等の在り方を考えるフォーラムでの議論を待って、考えていこうということであったというふうに思います。その報告書においてはですね、賛否両論があったということではありますけれども、濱田座長が、最後に自分の思いを文章にされたものが、むすびにかえてというところで書かれておりますけれども、この日本版FCCについての考え方について言えば、何か一つの組織・機関をつくれば済むというものではなく、関係者の自主的・主体的な取組が最も重要であるという認識が共有された、というふうに見解を示されているところであります。言わば、一つの組織というよりは、全体としての取組ということで、とりわけ情報リテラシーを高めていくということの重要性も併せて指摘されていたというふうに思います。私たちとしてはですね、そういうフォーラムの取りまとめの状況というものを踏まえて、現時点では、新たな組織・機関の設置については慎重に対応すべきというように考えております。ただ、検討を全くしないということではなくて、大臣も述べておりましたように、淡々と検討を加えるということであるという位置付けになっているということであります。ということなので、特に具体的な目標というか、工程表というか、そういうものを考えているという状況には現在無いということであります。

小沢氏問題

問:
 すみません。共同通信の林と言いますが、政策とは別にですね、党内、今、小沢先生の問題で、いろいろ党内対立があるわけなのですけれども、税とか予算の追い込みの時期にそういう対立が生まれることに関してですね、御所見があれば、それぞれお伺いしたいと思います。
答:
 (平岡副大臣):予算編成とか税制改正とか、大変大詰めを迎えてきているという時期でありますから、それにできるだけの精力を使っていくということは、大事なことであるというふうに思いますけれども、だからと言って、ほかの重要なことをやらなくてもいいということでも無いとは思いますので、いろいろ議論があるのであれば、しっかりと議論していけばいい、というふうには思っています。
答:
 (鈴木副大臣):政府の方としては、今、正にお話があったように、税制のですね、最終盤ですし、それから予算の本当に一番大事なところなので、それをやはり国民の皆さんの期待に応えてやっていくのは当然のことだというふうに思います。あえて言えば、党の方でですね、幹事長の下でしっかりと議論をしていただいて、方向性を出していただければ、私はいいのではないかなと。今、党の動きに対して、我々がとやかく申し上げるというのは慎むべきではないかなと、このように思っています。
答:
 (内山大臣政務官):大臣政務官の内山晃です。大臣政務官としての公務に専念をしておりますので、そのような御心配は全く当たりませんので、どうぞ御了承ください。
問:
 それでは、質問はございませんか。

光の道

答:
 (平岡副大臣):質問が出たら答えようかと思ったのですけれども、特に無いので、一言だけ。例の光の道の関係のタスクフォースのプラットホームでの、一応決定と言いますか、判断が示されたということでありますけれども、あのときにですね、私が基本方針をお示しして、議論をしていただいたのですけれども、そのときにですね、具体的な取組スケジュールをまとめた工程表を速やかに作成・公表するつもりだということを口頭で述べておりまして、この工程表についてはですね、できれば年内にお示ししたいというふうに考えております。
問:
 質問はございませんか。はい、ありがとうございました。
答:
 (一同):ありがとうございました。

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