総務省トップ > 広報・報道 > 報道資料一覧 > 「災害対応ロボット・機器向け通信システムの技術的条件」(諮問第2034号)についての関係者からの提案募集

報道資料

平成25年6月27日
情 報 通 信 審 議 会
情報通信技術分科会
陸上無線通信委員会

「災害対応ロボット・機器向け通信システムの技術的条件」(諮問第2034号)についての関係者からの提案募集

 情報通信審議会 情報通信技術分科会 陸上無線通信委員会(主査:安藤 真 東京工業大学大学院 理工学研究科教授)では、本日、「災害対応ロボット・機器向け通信システムの技術的条件」(諮問第2034号)について検討を開始しました。
 その調査・検討に資するため、「災害対応ロボット・機器向け通信システムの技術的条件」について、平成25年6月28日(金)から同年7月18日(木)までの間、提案募集を行います。

1 検討の背景等

(1) 検討の背景
 石油化学コンビナート等で災害が発生した場合、現場での救助活動等において建物内に人が容易に立ち入れないときには、災害対応ロボットや機器を投入し、遠隔操作により現場内の映像、音、搭載センサーによるデータ等の情報を、安全かつ確実に取得するための安定した通信システムが必要です。
 現在、災害対応のロボットや機器の無線による遠隔操作においては、2.4GHz 帯や5GHz帯等の周波数の電波が使用されていますが、一度に多くのロボットや機器において同一の周波数が使用された場合、電波が輻輳する可能性があることや、建物内が入り組んでいる等の場合、遠隔操作の途中で電波が届かなくなるといった課題があります。
 このことから、電波の到達距離が比較的長く、電波の回り込み特性を有し、映像やデータ等の伝送に必要な帯域幅が確保できる周波数帯として、地上デジタルテレビジョン放送用周波数帯(470〜710MHz)をはじめ、VHF帯及びUHF帯のホワイトスペースを利用した通信システムの実現に対する期待が高まっています。

(2) 検討内容
 災害対応ロボット・機器向け通信システムの無線設備の技術的条件及び他システムとの共用条件等について検討を行い、情報通信技術分科会において、平成26年1月頃に答申を行う予定です。

2 技術的条件の提案募集

(1) 提案募集の概要
 陸上無線通信委員会での検討に資するため、「災害対応ロボット・機器向け通信システムの技術的条件」について、平成25年6月28日(金)から同年7月18日(木)までの間、技術的条件の提案募集を行います。
 
(2) 募集要領
 別紙PDFのとおり

(3) 募集期限
 平成25年7月18日(木)午後5時まで。
連絡先
【提案募集について】
陸上無線通信委員会事務局
(総合通信基盤局 電波部 基幹通信課 重要無線室 重要無線係)
担当:高橋課長補佐、棚田専門職
電話:03-5253-5888
FAX:03-5253-5889
e-mail:j-musen_atmark_soumu.go.jp
※スパムメール対策のため、「@」を「_atmark_」と表示しております。送信の際は「@」に変更してください。
【情報通信審議会について】
情報通信審議会事務局
(情報通信国際戦略局情報通信政策課 管理室)
担当:竹中課長補佐、安藤調整係長
電話:03-5253-5957

ページトップへ戻る