今般、平成27年(2015年)11月2日(月)から同年11月27日(金)まで、スイス国ジュネーブにおいて開催された国際電気通信連合(ITU)2015年世界無線通信会議(WRC-15)において、自動車アプリケーションのための77.5-78.0GHzにおける無線標定業務の一次分配が合意されました。
同審議結果が我が国における周波数割当計画に反映された場合、現行の78GHzから81GHzに加え、今般新たに無線標定業務に一次分配される周波数を含め、77GHzから81GHzまでの周波数を79GHz帯高分解能レーダー用に割当てることが可能となります。
この場合、同帯域を用いて自動車レーダーの更なる高性能化を実現し、自動車の安全性向上への貢献や自動走行の実用化の促進を図るため、79GHz帯高分解能レーダーに使用する周波数の拡大に係る関係告示の一部改正を行うものです。
これに先立ち、周波数割当計画の変更案に対して平成28年8月27日(土)から同年9月26日(月)まで(31日間)意見公募を実施しました。
○「79GHz帯高分解能レーダーに使用する周波数の拡大に係る関係告示の一部改正案に関する意見募集 〜国際電気通信連合(ITU)2015年世界無線通信会議(WRC-15)の審議結果を受けた変更〜(平成28年8月26日)」https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban14_02000270.html
○「周波数割当計画の変更案に係る意見募集の結果及び電波監理審議会からの答申
〜国際電気通信連合(ITU)2015年世界無線通信会議(WRC-15)の審議結果を受けた変更〜(平成28年10月14日)」
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/02kiban09_04000333.html