総務省では、先進的な無線システムの動向、最新の科学的知見や各国の動向等を踏まえた検討を行うため、「生体電磁環境に関する検討会 先進的な無線システムに関するワーキンググループ」を平成28年9月15日より開催しています。
今般、ワーキンググループにおける議論の参考とするため、同ワーキンググループにおいて検討すべき事項等について、平成28年9月29日(木)から同年10月28日(金)までの間、意見を募集します。
1 趣旨
近年、第5世代移動通信システム(5G)、超高速無線LAN、ワイヤレス電力伝送(WPT)等の先進的な無線システムの普及・実用化に向けた取組が急速に進展しています。
このような先進的な無線システムの普及に伴い、電波利用環境が従来から大きく変化することが見込まれることから、電波防護指針(平成2年電波技術審議会答申)や適合性評価方法に関して、新たな電波利用動向へ対応するための検討が必要となっています。
そのため、総務省では、先進的な無線システムの動向、最新の科学的知見や各国の動向等を踏まえた検討を行うため、「生体電磁環境に関する検討会 先進的な無線システムに関するワーキンググループ」(主査:平田 晃正 国立大学法人名古屋大学大学院 教授)を平成28年9月15日より開催しています。
本意見募集で提出された意見については、ワーキンググループにおける議論において活用します。また、必要に応じて、提出された意見の内容を把握するため、ヒアリング等を実施します。
2 募集内容
(1) ワーキンググループにおける検討事項
本ワーキンググループにおいて検討事項の例として挙げられている各項目について、より具体的な検討内容や、その他追加で検討すべき事項
(2) ワーキンググループで検討すべき先進的な無線システム
中間周波数帯を用いるワイヤレス電力伝送(WPT)、超高周波帯を用いる超高速無線LAN、第5世代移動通信システム(5G)等が想定されているが、これら以外で検討すべき先進的な無線システム
3 意見公募要領
4 留意事項
(1) 意見の取扱い
提出された意見は、ワーキンググループにおける議論の参考といたします。意見内容については、募集期間終了後、とりまとめて公表する予定です。その際、意見提出者名(団体名及び団体の代表者名に限り、個人で意見提出された方の氏名は含みません。)及び意見提出者(個人を含みます。)の属性(職業又は業種)についても併せて公表する場合があります。これらの公表に不都合がある場合はその旨あわせて御連絡ください。
なお、意見に対する個別の回答は致しかねますので御了承ください。
(2) 意見内容の聴取
ワーキンググループにおいて、提出された意見内容の詳細を把握するため、意見提出者から説明していただくようお願いすることがあります。説明をお願いする場合は、事意見提出者に事前に御連絡しますので、あらかじめ御了承ください。
なお、ワーキンググループの聴取に参加されるに当たり発生する交通費等は支給されません。