総務省と経済産業省は、共同で、IoT社会の進展によって発生するセキュリティ上の課題やリスクが存在する中、「IoTセキュリティガイドラインver1.0」の普及啓発やIoT機器のセキュリティ確保策等を検討するため、「IoT推進コンソーシアム IoTセキュリティワーキンググループ」を開催します。
1 開催経緯等
IoT機器の普及に伴い、IoT機器を狙ったサイバー攻撃が急増している状況下、早急なサイバーセキュリティ対策が必要不可欠です。
総務省及び経済産業省では、「IoT推進コンソーシアム IoTセキュリティワーキンググループ」にて、平成28年7月に、IoTのセキュリティを確保するための「機器メーカ、サービス提供者などを対象にした5つの指針」及び「一般利用者を対象にしたルール」を定めた「IoTセキュリティガイドラインver1.0」を取りまとめており、今後は、同ガイドラインを如何に普及させるかが課題となっています。
また、総務省において取りまとめられた「IoTセキュリティ総合対策」や、IPAにおいて取りまとめられた「つながる世界の開発指針(第2版)」等においても、セキュリティ・バイ・デザイン等の意識啓発や、セキュアなIoT機器の普及促進等について具体的検討を進める必要性が指摘されています。
そのため、「IoTセキュリティガイドラインver1.0」の普及啓発や早期の社会実装に必要な具体的な取組やIoT機器のセキュリティ確保策の検討等を目的として、今般、同ワーキンググループを開催いたします。
2 開催予定
平成29年12月11日(月)に同ワーキンググループを開催する予定です。