報道資料
平成24年5月23日
「デジタル放送時代の視聴覚障害者向け放送の充実に関する研究会」報告書の公表
総務省は、字幕放送・解説放送の普及目標を定めた「視聴覚障害者向け放送普及行政の指針」の見直しをはじめとする、視聴覚障害者向け放送の拡充に向けた施策の企画・立案に資することを目的として、平成24年1月13日より「デジタル放送時代の視聴覚障害者向け放送の充実に関する研究会」(座長:橋 紘士 国際医療福祉大学大学院医療福祉学分野教授)を開催してきました。
このたび、本研究会において報告書が取りまとめられましたので、公表いたします。
1 経緯等
総務省においては、平成19年10月、平成20年度から平成29年度までの字幕放送・解説放送の普及目標を定めた「視聴覚障害者向け放送普及行政の指針」を策定し、字幕放送等の視聴覚障害者向け放送の普及促進に向けた取組を推進してきたところです。
その後、アナログテレビジョン放送の終了や情報通信技術の進展、改正障害者基本法の制定等、視聴覚障害者向け放送を巡る状況が変化し、また、東日本大震災の発生を踏まえ、平時のみならず非常災害時においても、視聴覚障害者が放送を通じて確実に情報を取得することができる環境を整備するための取組を一層推進することが喫緊の課題となっています。
そこで、本研究会では、これら視聴覚障害者向け放送の現状・課題を踏まえつつ、今後の放送を通じた視聴覚障害者の情報の取得に向けた議論・検討を行い、報告書を取りまとめました。
2 添付資料
<関係報道資料>
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