平成30年1月26日(金)は、第64回文化財防火デーです。これに伴い、全国各地で消防関係者、文化財関係者、教育関係者及び地域住民が協力して、消防訓練が実施されます。 (文化庁と同時発表)
昭和24年1月26日に、法隆寺金堂から出火した火災によって、世界的な至宝と言われた金堂の壁十二面に描かれた仏画の大半が焼損しました。
このような被害から文化財を守るとともに、国民一般の文化財愛護に関する意識の高揚を図るため、昭和30年から、消防庁と文化庁の共唱により、法隆寺金堂が焼損した日である1月26日を「文化財防火デー」と定めて、文化財防火運動を全国で展開しています。
今年も全国各地の文化財所在地において、消防訓練が実施されます。
1 消防庁長官及び次長等が視察を行う訓練先は次のとおりです。具体的な訓練実施内容については、各消防機関にお問い合わせ下さい。
(1) 深大寺(東京都調布市)
日時:平成30 年1 月26 日(金) 10 時00 分開始
訓練実施消防機関:東京消防庁
視察者:消防庁長官及び文化庁次長
問い合わせ先:東京消防庁 広報課広報係(03−3212−2111)
(2) 浄土寺(広島県尾道市)
日時:平成30 年1月26 日(金) 13 時30 分開始
訓練実施消防機関:尾道市消防局
視察者:消防庁次長及び文化庁長官
問い合わせ先:尾道市消防局 警防課警防係(0848-55-9122)
2 その他、全国各地の建造物を含む国指定文化財等については、次の「文化庁国指定文化財等データベース」をご参照下さい。
3 参考資料